園長が教える! 保育園の転職面接で採用確率アップの6つのコツ

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 保育園への転職面接、ちょっと緊張するけど、大丈夫! 園長が見ている大事なポイントを押さえておけば、きっといい印象を残せますよ。

 この記事では、保育士・元園長のあくあが、「面接前に、こういうことを準備しておけばいい結果に繋がりやすい」や、「面接で好印象(=採用確率アップ)を与えるコツ」、「面接でこう答えられる人はとてもいいと思った」という6つのことを伝授。

園長として面接を担当した私が、実際に採用した経験から、わかりやすくお話していきますね。

対象読者:保育士の転職を考えている方
記事の目的:面接で成功するための具体的なステップと対策を提供

1. 事前リサーチをバッチリと!

・園のことをよく知ってるとアピール

 ホームページやパンフレット、SNSをチェックして、園のことをたくさん知ってると伝えましょう。具体的に話せると、「この人、本当にうちの園に興味あるんだな」と感じてもらえて、印象アップ→採用確率アップです。

・自分が選んだ理由をクリアに

 大体、「この保育園をなんで選んだの?」と聞かれるので、しっかり答えられるように準備しておきましょう。逆に答えられないと、「基本的なことを知らないのか、大丈夫かなこの人?」と不安に思われてしまいます。園の理念や行事、どんなところに心惹かれたか、事前にちゃんと調べておくと安心です。

たとえばこんな質問してました:「なぜ当園を選んだのですか?」

こんなふうに答えられると好印象:「貴園の保育理念である“子どもたちの自立を支える”という点に共感しました。また、貴園が行っている野外活動にも強い関心を持ち、子どもたちの体験学習に積極的に関わりたいと考えています。」

2. 共感する力、対話する力を見せる

・みんなの気持ちを考えられるとアピール

 子どもも、保護者も、スタッフも、みんなの気持ちを大切にすることが大事です。それぞれの立場から物事を考えることができることを、具体的なエピソードと一緒に話してアピールすれば、「この人なら安心して任せられる」と思ってもらえます。

・対話力で魅せる

 面接でのおしゃべりも、あなたのコミュニケーションスキルを見せるチャンス。笑顔でハキハキしゃべり、相手の目を適度に見て話せば、コミュニケーション力の高さが伝わり、「この人と一緒に働きたいなあ」と思ってもらえます。

たとえばこんな質問してました:「職員と保護者の意見が異なる場合、どのように対処しますか?」

こんなふうに答えられると好印象:「まずは双方の意見をしっかりと聞き、理解を深めます。その上で、子どもの成長にとって最善の方法を考え、双方にとって受け入れられる解決策を提案するよう努めます。」

3. 賢く質問して印象アップ

・質問内容も注目してます

 面接の時に、あなたがする質問も大事なポイント。例えば、園の取り組みについて深く知りたいという質問は、長く働く意欲を示すことができます。いい質問を準備して、「何か質問ありますか?」と聞かれたときに聞ければ、印象アップです!

たとえばこんな質問してました:「当園に対して何か質問はありますか?」

こんなふうに答えられると好印象:「はい、貴園で実施している独自の保育プログラムについて、具体的に教えていただけますか? また、これらのプログラムに対する保護者の反応はどのようなものでしょうか?」

4. 学び続ける意欲を見せよう

・いつでも学ぶ気持ちをアピール

 研修やセミナーに興味があると伝えたり、実際に今も読書や情報収集など勉強を欠かさないとアピールできると、いつも新しいことを学ぼうとする姿勢が評価されます。日本人は勤勉と言われますが、実は社会人になってからスキルアップなどの勉強を続けられている人はとても少ないんです。なので学び続けられる保育士は、とても重宝されますよ。

たとえばこんな質問してました:「研修に対する意欲はありますか?」

こんなふうに答えられると好印象:「はい、常に新しい知識を学ぶことは重要だと考えています。特に、子どもたちの健康と安全に関する最新の研修には積極的に参加したいと思っています。」

5. 新しいことにチャレンジしよう

・変化を楽しむ心

 保育のお仕事はいつも新鮮。新しいアイディアや新しい方法に挑戦する気持ちを持っているとアピールできると、園長は「園にとっても新しい風が吹くかも。この人いいな」と思うので印象アップです!

・こんなことをやってみたい、を提案するのも◎

 「こんなことやってみたい!」という提案は、園に新しいアイディアをもたらすと評価されます。普段の仕事や生活を通じて、「あ、こうすると保育にとてもいいかも」と思ったことはその場でスマホなどにメモし、貯めておいて、面接準備のときに紙に書き出してみましょう。面接でそのリストを提示し、自分の創造性を存分にアピールするととても良いと思います!

たとえばこんな質問してました:「新しいプログラムやアイディアを考えることに興味はありますか?」

こんなふうに答えられると好印象:「はい、保育において常に新しいアプローチを取り入れることは重要だと思います。例えば、子どもたちの表現力を養うためのアートプロジェクトを導入することに興味があります。」

6. 実践エピソードで差をつける

・実際の経験を話そう

 当たり前ですが、ウソはダメです。しかも園長としては、「あ、ウソついてるな」と案外、わかったりするものです。だから、あなたの本当の保育経験を面接で話すことが重要。それが、どれだけ真剣に仕事をしてきたかを示します。具体的な場面を話せば、経験の豊かさが伝わりますよ。

・自分だけの体験を大切に

 他の人とは違う、あなただけの特別な保育体験を話すこともとっても重要です。これが、あなたを他の応募者と差別化してくれます。自分だけのエピソードって何があるか? リストアップして、しっかり伝えてくださいね。

たとえばこんな質問してました:「実際の保育で印象深い経験はありますか?」

こんなふうに答えられると好印象:「はい、以前担当した子どもが初めて友だちと協力して遊ぶことができた時のことです。彼の社会性の成長を実感し、保育士として大きな達成感を感じました。」

まとめ

 以上の6つのポイントを心に留めて、しっかり準備すれば、保育園の面接で良い印象を残せるはず。どれもこれも、私が面接を担当していて「ああ、こう答えられる人はとてもいいな」と思って、実際に採用した経験からこの記事を書いているからです。

 面接って緊張するけど、ここまで読んでくれたあなたなら大丈夫! 自信を持って、面接に臨んでくださいね。

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