ブラックな保育園の特徴と見分け方:園長が教える、転職前に知っておくべきこと

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あくあ園長
あくあ園長

こんにちは、保育士・元園長のあくあです。

 保育士として転職を考えているそこのあなた! 選ぶ職場は本当に大丈夫ですか? 今回は、元保育園の園長が「ブラックな保育園の特徴と見分け方」をご紹介します。

 これらを転職の際のチェックリストとして活用し、自分と、子どもたちの未来にベストな選択をしましょう。

対象読者: 保育士の転職を考えている方 

目的: ブラック園の見分け方を知り、良い職場を選ぶためのアドバイス提供


1. 保育用品を購入してくれない/保育士が自腹で購入することを黙認している

 ブラック園の一つのサインは、保育用品を購入してくれない、または保育士が自腹で購入することを黙認していることです。

 これは、職員に余計な負担をかける行為であり、職場の財政状態や管理体制に問題がある可能性があります。面接前に現場の保育士や口コミサイトで情報を収集し、「保育用品は園で支給されますか?」と確認しましょう。

2. 有給が取りにくい

 有給休暇の取得に対して消極的な態度を示す園も、ブラックな傾向があります。有給は労働者の権利であり、これを制限するのは問題です。

 面接時に「有給休暇の取得率や制度について教えてください」と質問し、園の対応を見極めましょう。

3. 勤務時間外の連絡

 仕事とプライベートの区別がついていない園は、働き方に問題があるサインです。勤務後や休日にも連絡が来る場合、それは仕事と生活のバランスを取ることが難しい環境である可能性が高いです。

 面接時に「緊急時以外の勤務時間外の連絡はありますか?」と質問して、その園の働き方を理解しましょう。

4. サービス残業が当たり前

 サービス残業が当たり前の園は、労働基準法に違反している可能性があり、職員の健康とモチベーションを損なう恐れがあります。

 特に「先輩が帰るまで帰れない」という文化は時代遅れです。面接で「残業の実態と残業代の支払いについて教えてください」と確認しましょう。

5. 休憩が取れない

 休憩時間が確保されない職場は、職員の権利を尊重していない可能性があります。休憩が取れないことは、過度なストレスや疲労の原因となります。

 面接時に「休憩時間は保証されていますか?」と質問して、園の労働環境をチェックしましょう。

6. 体調不良でも休めない雰囲気

 体調不良でも休めないような職場は、職員の健康を第一に考えていない証拠です。人手不足を理由に休暇を取りづらい環境は、長期的なキャリアにも影響を与えます。

 見学時や面接時に「体調不良時の対応はどうなっていますか?」と聞いて、園の雰囲気を探りましょう。

7. 休日出勤を黙認

 休日出勤やサービス残業を黙認している園は、職員のワークライフバランスを大切にしていない可能性があります。

 人材紹介や口コミサイトなどで情報を収集し、「休日出勤はありますか?」と確認しましょう。

8. 園長が威圧的

 園長の態度は園の雰囲気を大きく左右します。威圧的な園長のもとでは、職員は自己表現を抑え、ストレスを感じやすい環境になりがちです。

 見学や面接の際に園長とのコミュニケーションを重視し、その雰囲気を感じ取りましょう。

まとめ

 これらの特徴を理解し、面接や見学時にこれらの点を確認することで、ブラック園を避け、健全な職場環境で働くことができます。あなたのキャリアと子どもたちの幸せのために、慎重な選択を行いましょう。

 この記事が、あなたの転職活動に役立つ情報となることを願っています。安心して働ける環境を見つけるために、ぜひこれらのポイントを参考にしてください。

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