【公立保育士対策】おすすめの志望動機の書き方・例文 元園長が伝授(地元・地元以外も網羅)

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あくあ園長
あくあ園長

こんにちは! 保育士・元保育園園長のあくあです!

 公立保育士(公務員保育士)になりたいけど、倍率高くて難しそう…。履歴書の志望動機に、何を書いたらいいのかわからない…といったお悩みを抱えて、この記事を開いてくれたと思います。

 公務員としての保育士は確かに狭き門ではありますが、その分やりがいも大きいですよね。ここでは、公立保育士を目指すみなさんに、私が園長時代に学んだ志望動機のおすすめの書き方と対策、ちょっとしたコツをお伝えします。

 地元の自治体の例文と、地元以外の自治体の例文など、いろいろと記載しています。ぜひご参考に、あなたなりの対策を立ててみてください!

●公立保育士に求められるのは、大きく分けて2つのポイント

 まず最も重要なことをお伝えします。以下の2点は必ず必要ですので、絶対に履歴書や面接対策に組み込みましょう。

1. なぜその自治体を選んだのか?

2. どんな保育をしていきたいのか?

 自治体の保育に対する姿勢をしっかり理解していることや、あなたの経験や能力を(自治体の方針に沿って)どう活かせるかを伝えられれば、心に響く志望動機になります。

・なぜその自治体を選んだのか?

 公立保育士を目指すなら、まずはその自治体の保育方針をしっかりチェック。ホームページなどで情報収集し、どうしてそこに惹かれたのか、どんな部分に共感したのかを具体的に書きましょう。もし可能なら、実際に保育園を訪れてみると、さらに理解が深まるはずです。

・どんな保育をいていきたいのか?

 自治体を選んだ理由が明確になったら、次はあなたがそこでどんな保育を展開していきたいのかを考えてみてください。自治体の方針とあなたのスキルがどうリンクするかを示すと、説得力が増します。実務経験がなくても、学んだことや子どもたちと関わった経験は立派なアピールポイントになります。

●では公立保育士の志望動機、どう書く? 地元・それ以外向けの2パターン例文を紹介

 志望動機を考えるのが、一番難しいですよね…! でも、一歩ずつ考えていけば、きっと素敵な文章が書けるはず。

 以下に、地元とそれ以外の自治体を目指す場合の例文を挙げてみました。これを参考に、あなたの思いを形にしてみてください。

・地元の自治体を目指すみなさん向けの例文

 地元愛があふれるみなさん、地元の自治体で公立保育士を目指すなら、その理由をしっかりと伝えましょう。ただ「地元が好きだから」という理由だけではなく、自治体の保育方針にどう共感し、どう関わっていきたいかを示すと◎。

【例文】

地元である〇〇で10年以上保育士として勤めてきました。この間、子どもたち一人ひとりと地域社会との繋がりの大切さを強く感じています。〇〇の保育方針、特に子どもたちの個性を大切にする姿勢に深く共感し、私もその一環として貢献したいと考えています。各家庭との密接な連携のもと、子どもたちがそれぞれのペースで成長できる保育を提供していきたいです。

・地元以外の自治体を目指すみなさん向けの例文

 新しい地で挑戦をしたいみなさん、その自治体を選んだ明確な理由を伝えることが大切です。どのような保育ニーズに応えたいか、そしてあなたの経験がどう役立つかを具体的に書きましょう。

【例文】

△△市を選んだ理由は、その多様な保育ニーズへの取り組みと、家族それぞれの状況に応じたサポート体制に魅力を感じたからです。特に、私がこれまで培ってきた保護者との信頼関係の構築経験は、△△市の保育方針とも合致します。保育士として10年の経験を活かし、△△市の子どもたち一人ひとりが豊かな成長を遂げられるよう支援していきたいです。

※注意! もちろん、上記を丸パクリは絶対にNGです。私もそうでしたが、採用する側もきちんと調べているので、パクリは普通にバレます。ご自身の経験に照らし合わせて、アレンジしてくださいね。

●ほかの志望者と差がつく“細かいポイント”もこっそり紹介

 そのほか、公立保育士の志望動機を考える時、細かいけれども特に気をつけたいことがあります。ここを押さえられていると、ほかの志望者とグッと差をつけられるので、ぜひ参考にしてみてください。

・独自性を大切に

 志望動機を書く時には、他の人とは違う、あなたならではの内容を心がけましょう。単に一般的なことを述べるのではなく、あなた自身の体験やエピソードを交えて、なぜ公立保育士になりたいのか、具体的に伝えることが大切です。あなたの経験が他の人とは違うユニークなものであれば、それを前面に出してみてください。

・待遇面は触れないこと

 また、志望動機で給料や休日などの待遇面に触れるのは避けましょう。公立保育士の職に対する熱意や、地域社会への貢献意識を示すことが重要です。

 もちろん、働く以上、より良い給与や環境を求めることは当たり前の権利です。しかし、採用する側にはまだ頭の固い人たちも少なくないので、どうしても「お金に敏感」というイメージがついてしまうとマイナスになってしまいます。

 なので、おかしな話ではありますが、志望動機は“あなたがこの仕事を通じて、どのように地域や子どもたちのために貢献したいかを伝えると、好印象になるゲーム”だと割り切りましょう。

 地域の子どもたちや保護者の生活をより良くするために、あなたが何ができるか。その想いをしっかりと表現してください。公立保育士として働くことの意義と、あなたの情熱が伝わる志望動機を目指しましょう。

●記事のまとめ:ざっくり言うと、この4つを覚えておけば大丈夫!

 以上、いろいろと語ってきましたが、記事をまとめていきましょう。

 公立保育士を目指すとき、心に留めておきたいのは、なぜその自治体を選んだか、そこでどんな保育をしたいか、そして独自性を大切にする、待遇面への言及はなるべくしない、の4つです。

・その自治体を選んだ理由を明確に

 各自治体にはそれぞれの保育方針があります。あなたがその自治体を選んだ理由は何ですか?自治体の保育方針をしっかり調べ上げ、あなたの経験や能力がどのように合致するかを示せれば、志望動機に説得力が生まれますよ。

・あなたのしたい保育を具体的に

 また、その自治体であなたが実現したい保育は何ですか?公立保育園だからこそできる保育や、あなたならではのアプローチがあれば、それを具体的に書きましょう。他の応募者とは違う、あなた特有のエピソードや考えを盛り込むことで、自己のアピールポイントとなります。

・独自性をしっかりと出す

 他の人とは違う、あなただけしか書けない・言えないことを心がけましょう。一般論を言うのではなく、あなた自身の体験やエピソードを交えて書くことを重要視して、なぜ公立保育士になりたいのかを具体的に伝えてください。

・待遇面には触れない

 給料や休みなどの待遇面を志望動機に書くのはできれば避けましょう。公立保育士を目指す際は、どれだけその自治体の保育に貢献したいか、という熱意が重要です。地域や子どもたちへの愛情と情熱を、志望動機にしっかりと込めてくださいね。

●転職を考えている保育士さんへ

 公立保育士への道を目指すなかで、新しいチャンスを求めているあなたへ。自分に合った職場を見つけ、さらなるステップアップを目指すためには、転職エージェントのサポートを活用するのもおすすめです。転職エージェントなら、公立保育士のポジションはもちろん、あなたの経験やスキルに合った様々な保育園の求人を紹介してくれます。

記事を書いた<br>あくあ園長
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あくあ園長

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