こんにちは! あくあです。
私たち保育士の日々は、かわいい子どもたちの成長を支えることでいっぱいです。しかし、その中で私たち自身も多くの悩みやストレスと向き合っています。
今回の記事では、保育士の悩みランキング12選をご紹介。私が園長として働いしてときに実感したことや、同僚から聞いた話をもとに、私たちがどんなことで頭を悩ませているのか、いくつかお話ししましょう。
●保育士の悩みランキング12選
1.子どもたちとの接し方
保育士になりたての頃は、一人ひとりが違う個性を持つ子どもたちとどう向き合っていいか、正直わからなくて不安でした。「今のやり方で本当にいいのかな?」と自問自答する日々。経験を積むにつれて、子どもたち一人ひとりに合わせた寄り添い方が見えてきましたが、働き始めた当初は特に、この悩みに直面することが多かったですね。
2.職場の雰囲気
うちの園ももちろんクラス制で、担任と副担任が一緒にクラスを運営しています。職場の雰囲気が良ければ子どもたちにも良い影響がありますが、時には意見の食い違いで雰囲気が悪くなってしまうことも。保育士同士の連携がスムーズにいかないと、そのストレスは子どもたちにも伝わってしまいます。
3.園長との関係
園長との関係はなかなか難しいものがあります。園長の考える保育方針や運営方針に対して、自分の考えが合わないことがあると、ストレスを感じることも。時には、園長の判断一つで急に予定が変わったりして、保育士さんたちが振り回されることもありますよね…。
4.保護者とのやりとり
保護者の方との連携も私たちの大切な仕事の一つです。でも、時には子どもの怪我などでクレームが発生することも。難しい保護者の方とのやりとりは、心身ともに大きな負担になります。
5.給料の問題
長時間働いても給料が低いと感じることは、私たちの業界ではよくある話。仕事のやりがいは感じても、生活していく上での不安は尽きません。
6.キャリアアップの悩み
他の業界のように明確なキャリアパスがない場合も多く、将来に対する不安を感じることがあります。特に、仕事の忙しさに見合わない手当や評価に納得がいかないことも。
7.休みが取りにくい
園によっては休日出勤が多かったり、有休が取りにくかったり。仕事とプライベートのバランスを保つことが難しいですね。
8.会議の多さ
園での会議は必要なものですが、時には職員同士の意見がぶつかり合い、ストレスの原因になることもあります。
9.業務量の多さ
保育士の仕事は、子どもたちと直接関わる以外にも多岐にわたります。残業や持ち帰りの仕事の多さに、プライベートが犠牲になってしまうことも。
10.手作業の多さ
壁面飾りや園便りの作成など、手作業が多いのも特徴の一つ。これも私たちの大切な仕事ですが、手間がかかりますよね。
11.文書作成の厳しさ
保育計画などの文書作成時に細かいチェックが入ると、それに応えるのが大変ですね。特に、上司からの厳しい指導がストレスになることも。
12.ICT機器の操作
最近はICT機器の使用が増えていますが、操作に慣れないとそれだけで一苦労。でも、これも子どもたちのために頑張る価値があると思っています。
●保育士の悩み・保育士のストレスの改善方法とは?
これらの悩みやストレスと常に向き合いながら、子どもたちの成長を支えている保育士。悩みがあるからこそ、一つひとつ乗り越えたときの達成感もまた大きいのです。
私たちが日々感じる悩みやストレスには、さまざまな形がありますね。でも、その悩みに対してどう向き合うか、少しずつでも改善していける方法を探ることが大切だと思っています。ここでは、そんな私たちの悩みを少しでも軽減できるような対処方法についてお話ししたいと思います。
・悩みとどう向き合うか
悩みやストレスが心を重くすることがありますが、そんな時こそ「この悩みから何を学べるか」を考えてみることが大事です。たとえば、人間関係で悩んでいるなら、相手の立場に立ってみること。「相手はなぜそう感じたのか、どんなサポートが必要か」を考えることで、自分自身も成長できるんです。
また、待遇や労働条件に悩んでいる時も、自分の働き方を見直し、保育士としてのメリットを再確認することが大切です。悩みを否定するのではなく、自分を肯定して前向きに捉え直すことで、心にも余裕が生まれますよ。
・仕事を効率よく進める
日々忙しい中で、時には限界を感じることもありますが、そんな時は仕事内容を客観的に見直してみましょう。業務の負担をどう軽減できるか、改善策を考えることが大事です。仕事の手順を変えたり、他のスタッフに業務を委ねたりすることで、思わぬ解決策が見つかるかもしれません。
・情報収集で視野を広げる
他の園の運営方針や新しい取り組みに目を向けることで、自分の働き方について考える良い機会になります。特にICTシステムの導入は、業務の効率化につながり、私たちの負担を軽減してくれる可能性があります。新しい技術を取り入れることによって、仕事のやり方が変わり、保育の質も向上するかもしれません。
・悩みに立ち向かい、自分らしい解決策を見つける
悩みをただ抱え込むのではなく、あなたにピッタリ合った解決策を見つけ出しましょう。そして、時には視野を広げて保育業界の新しい動きに注目することも、私たち保育士には重要です。保育業界は常に進化しており、認定こども園の増設やICT技術の導入など、新たな挑戦が私たちを待っています。
これによって、施設もまた、私たちがより働きやすい環境を整え、保育士の悩みを少しでも軽減できるように取り組む必要があります。どんな時も、子どもたちの笑顔のため、そして自分自身の成長のために、全力を尽くしましょう。
元保育園園長&保育士のあくあです|保育士10年→転職して園長に|プロの視点で、子育てのヒント、保育業界の裏話、保育士の転職アドバイスをシェア|質問・相談、面接練習、フォロー大歓迎!
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