こんにちは!あくあ園長です。
「保育士資格を持っているけれど、保育園以外の職場も気になる…」
そんな風に思ったことはありませんか?
今回は、その中でも“肢体不自由児施設(現・障害児入所施設)”という場所について、リアルな仕事内容ややりがい、転職のポイントまで、まるっとお話していきます。
肢体不自由児施設とは?
ざっくり言うとこんな施設です!
- 上肢・下肢・体幹など、身体に障がいのある子どもたちが生活・学習・リハビリを行う場所
- 0〜18歳未満の子どもたちが入所し、治療や教育を受けながら過ごす
- 2012年以降は「障害児入所施設」と呼ばれ、種類も3つに分かれています
それぞれの施設を簡単に説明すると──
◆ 医療型障害児入所施設
治療やリハビリが必要な子が入る施設。医師や理学療法士と一緒に、保育士も生活支援に関わります。
◆ 福祉型障害児入所施設
医療的ケアは不要だけど、家庭での生活が困難な子を預かる施設。家庭的な雰囲気で日常生活を支えます。
◆ 医療型児童発達支援センター
就学前の子が通所する施設。保育園のように通ってきて、保育士が療育や成長をサポートします。
保育士は何をするの?
──「医療とか障がいって難しそう…」そんなイメージありませんか?
実は、私も最初はそうでした。
でも、実際に働いてみて思ったのは…
「“保育”の本質はどこでも変わらない」
ということ。
肢体不自由児施設で保育士が担当するのは、
✅ 食事・排泄・着替えなどの生活支援
✅ 個別の発達に応じた遊びや学習のサポート
✅ 季節のイベントやレクリエーションの企画・実施
✅ ご家族への連絡・報告・相談 などなど…
つまり、「その子が“その子らしく”生きていけるように支える仕事」なんです。
中には車椅子での移動をサポートしたり、呼吸器を使っている子もいたりしますが、医療的ケアが必要な部分は看護師さんがしっかり担当してくれるので安心してくださいね。
障害児入所施設で働くメリット&やりがい
🌱 子ども一人ひとりとじっくり向き合える
一般的な保育園よりも少人数で保育にあたるため、丁寧に関わることができます。
🌱 保育+福祉+医療の知識が身につく
さまざまな職種との連携がある現場だからこそ、学びが多く、スキルアップにもなります。
🌱 給与や待遇も比較的良い
夜勤やシフト勤務がある施設も多いため、保育園より年収が高めになるケースも!
🌱 「子どもに寄り添う」ことを、真剣に考えられる
行事や制作よりも、「生きる力」「心の回復」を第一に考える保育が求められます。
肢体不自由児施設で働くには?
──保育園と何が違うの?どうすれば転職できるの?
まず、前提としてお伝えしたいのは……
💡保育士資格があれば、肢体不自由児施設で働けます!
保育園と違って、専門性が求められる現場ではありますが、資格自体に追加で取らなきゃいけないわけではありません。未経験でも、学ぶ意欲があればしっかり活躍できるんです。
施設によっては、OJT(先輩から教わりながら現場で覚える制度)や外部研修を用意してくれているところもあるので、サポート体制も◎ですよ。
求人を探すにはどうすればいいの?
──保育園の求人とはちょっと違う探し方がオススメ!
さて、肢体不自由児施設の求人って、どこで探すの?
実はこれ、普通の求人サイトだと見つけにくいんです。
なぜなら、こうした施設の求人は、
- 公的な機関が運営していることが多い
- 求人の募集期間が限定されている
- 専門性が高く、一般には出回りにくい
という特徴があるから。
そこで、私がオススメしたいのが……
🎯 保育士専門の転職エージェントを活用すること!
エージェントなら、非公開求人も含めて幅広く紹介してもらえますし、自分の希望や条件に合った施設を“人”がマッチングしてくれます。
しかも、
- 履歴書・職務経歴書の添削
- 面接対策
- 応募先との条件交渉
まで、全部無料でサポートしてくれるんです。
あくあ園長も、保育園から異動したときはエージェントさんにめちゃくちゃお世話になりましたよ〜!




向いている人はこんな人!
「自分にできるかな…?」と迷っているあなたへ。
肢体不自由児施設で働くのに向いているのは、こんなタイプの人です!
🌼 丁寧に子どもと関わりたい人
大量の子どもを一斉に見る保育園と違って、じっくり向き合う時間がたくさんあります。
🌼 家事や生活サポートが得意な人
食事や排泄、移動など、生活の中の支援が多いからこそ、家事スキルが役立ちます!
🌼 学びを楽しめる人
医療や障がいについての知識を深めながら働くのが好きな人には天職かも!
🌼 “できた”の瞬間を大切にできる人
ゆっくり成長する子どもたちだからこそ、小さな変化や喜びに気づける人がぴったりです。
最後に:転職を考えているあなたへ
もし今、「保育園の仕事に少し疲れてしまった」
「もっと深く子どもに関わる保育がしたい」
そんな気持ちを抱えているなら……
どうか、肢体不自由児施設という選択肢も考えてみてください。
専門的な知識や技術は、働きながら少しずつ学べます。
でも、“子どもを想う気持ち”は、あなたの中にもう、きっとあるはず。
そして、それこそが一番の資格です。
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元保育園園長&保育士のあくあです|保育士10年→転職して園長に|プロの視点で、子育てのヒント、保育業界の裏話、保育士の転職アドバイスをシェア|質問・相談、面接練習、フォロー大歓迎!
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