こんにちは、あくあ園長です。
みなさんの園では、毎年ハロウィンをどう過ごしていますか?
10月になると街中がオレンジや黒の飾りで彩られ、スーパーにはかぼちゃやお菓子がずらり。子どもたちも「おばけだぞ〜!」「トリック・オア・トリート!」と、なんだかそわそわワクワクしてきますよね。
実は保育園にとっても、ハロウィンはただのイベントではなく、子どもたちの成長をたっぷり促してくれる行事なんです。仮装や製作遊びを通して創造力を伸ばし、みんなで一緒に楽しむことで協調性も育ちます。それでいて保護者との交流の場としても最適だから、毎年人気が高いんですよ。

保育園でハロウィンを楽しむ魅力とは?
保育園でハロウィンを取り入れる魅力は、大きく分けて3つあります。
① 子どもたちの想像力と表現力を引き出す
仮装や工作を通して、「自分は今日はお姫様!」「ぼくは強いドラゴン!」と、自分の世界を広げて楽しむことができます。衣装や小道具を考える過程は、子どもにとって最高の創造活動です。
② 異文化に触れるきっかけになる
「ハロウィンって外国のお祭りなんだよ」と伝えるだけでも、子どもたちは「へぇ!」と興味津々。国際的な文化に触れるきっかけになり、多様性を尊重する心を育むことにもつながります。
③ 保護者や地域との交流を深められる
お迎えの時間にミニ仮装パレードをしたり、お菓子をちょっとだけ配ったりすると、保護者の方々も一緒に楽しめます。地域の商店街や近隣施設と協力して行えば、園の存在感もアップしますね。
年齢別におすすめのハロウィン活動
ハロウィンと一口にいっても、0歳児から5歳児まで幅広い年齢の子どもたちがいるのが保育園の特徴。発達段階にあわせて工夫すれば、無理なく楽しく参加できるんです。
0〜1歳児向け:感覚遊びでハロウィンに親しむ
この年齢の子は、仮装よりも「見る・触れる・感じる」体験が中心。
- 🎃 かぼちゃの布ボール遊び:オレンジ色の布やフェルトで作った柔らかいボールを転がしたり、にぎにぎしたり。
- 👻 おばけの布かくれんぼ:白い布をひらひらさせて「いないいないばあ」をするだけで大喜び。
まだハロウィンを理解するのは難しいけれど、色や形で雰囲気を楽しめます。
2歳児向け:まねっこ&簡単工作で参加
好奇心旺盛な2歳児は「まねっこ」が大好き。
- 🎩 帽子やマントの簡単仮装:市販の帽子や布を使い、身に着けるだけで「変身!」の喜びを味わえます。
- ✂️ シール貼り工作:かぼちゃ型の画用紙に顔のシールを貼って、オリジナルジャック・オ・ランタンを完成。
「自分で作ったものを持って仮装する」ことで、自尊心もぐんと育ちます。
3歳児向け:ごっこ遊びを広げよう
集団あそびが盛んになり、ごっこ遊びに夢中な年齢。
- 🍭 トリック・オア・トリートごっこ:先生やお友だちからお菓子(代用品でもOK)をもらい歩く。社会性も育ちます。
- 🎨 紙皿でおばけづくり:紙皿に絵を描いたり、毛糸をつけたり。ごっこの小道具にもなります。
「おばけ役」「もらう役」など役割を持つと、さらに楽しさが広がります。
4歳児向け:みんなで協力するイベント
仲間と一緒に取り組むことが楽しい時期。
- 🏰 おばけ屋敷ごっこ:お部屋を暗くして、子どもたちが作ったおばけを飾り付け。勇気を出して探検する遊びに!
- 🖍️ 大きな共同製作:模造紙いっぱいにハロウィンの街を描いて、貼り絵や塗り絵で完成させる。
みんなで作ったものを披露することで、達成感が大きくなります。
5歳児向け:創造力&表現力を発揮
年長さんは自分の意見を出したり、工夫する力がぐんと伸びます。
- 🎭 劇あそび風のハロウィンショー:おばけや魔女になりきり、歌やセリフを交えた発表をする。
- 🧩 ルールのあるゲーム:かぼちゃボーリングや、ハロウィンビンゴ。友だちとルールを守りながら楽しめます。
卒園前の思い出としても、ハロウィンはぴったりですね。
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保育園でハロウィンを安全に楽しむための注意点
1. 仮装の安全チェック
ハロウィンといえば仮装ですが、園児が着る衣装は 安全性が最優先です。
- 裾が長すぎると転倒の原因になるので、歩きやすい長さに調整する。
- マントやリボンなど、首に巻くアイテムは窒息リスクがあるため要注意。
- 市販のコスチュームでも、装飾品が取れて誤飲につながらないか確認。
👉 「見た目よりも安全性」を合言葉にしておくと安心です。
2. 小物・お菓子の取り扱い
ハロウィンでは「お菓子」や「小物アイテム」がつきものですが、誤飲やアレルギーの心配も。
- お菓子は必ず アレルギー対応を確認してから配布。市販のお菓子は包装のまま渡すと安全。
- 2歳以下の園児には、小さなキャンディやナッツは避ける。
- 魔法の杖やアクセサリーなどの小物は「角がとがっていないか」「強く振り回しても危なくないか」を事前に点検。
3. 行事スケジュールの工夫
普段と違う活動に子どもはワクワクする反面、疲れやすくもなります。
- 乳児クラスは短時間で区切り、無理のない範囲で参加。
- 幼児クラスは午前・午後どちらかに集中させるなど、園の生活リズムを大きく崩さない工夫を。
- 行事後は いつもより長めの休息時間をとると安心です。
4. 保護者への事前案内
保護者にも安心して協力してもらうために、事前の案内が大切です。
- 衣装や持ち物の準備をお願いする場合は、 **「安全面での注意事項」**を必ず添える。
- 食品を扱う場合は、必ずアレルギーに関する確認をとる。
- 行事のねらいを説明しておくことで、「ただの仮装イベント」ではなく、教育的意義を理解してもらいやすくなります。
5. 写真・動画撮影の配慮
行事ではつい写真を撮りたくなりますが、保護者間での取り扱いには注意が必要です。
- SNSにアップする際のルールをあらかじめ周知しておく。
- 園内撮影は「誰でも映り込む可能性がある」ことを共有し、了承を得てから実施。
こうした注意点を押さえることで、ハロウィンは「楽しいだけでなく安心して取り組める行事」になります。
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転職エージェントを活用して“行事に強い園”を探すポイント
ハロウィンや季節の行事は、子どもたちにとって楽しいだけでなく、保育の一環として成長を支える大事な機会です。ただ、実際に働く保育士にとっては「準備や運営が大変」「行事の考え方が園によって全然違う」という課題もあります。
たとえば…
- 行事を重視する園 → 子どもの発達や思い出作りを大切にし、職員の負担を軽減する工夫も整っている
- 行事に力を入れていない園 → 最低限の取り組みで、業務はシンプルだけど物足りなさを感じることも
つまり「どんな園で働きたいか」によって、行事の取り扱い方は大きな差が出るんですね。
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転職エージェントで確認すべきチェックポイント
- 行事の規模と回数
運動会や発表会にどれくらい力を入れているか、ハロウィンや季節行事をどのように実施しているか。 - 準備体制
「全員で分担して効率化しているのか」「特定の職員に負担が集中していないか」。 - 保護者参加の有無
保護者参加型か園内完結型かで、準備の量やストレス度合いも変わります。 - 安全への配慮
衣装やお菓子などの安全管理ルールが明文化されているか。
あくあ園長からのひとこと
もし今の園で「行事の準備に追われてつらい」「子どもたちにもっと安全で楽しい体験をさせたい」と感じているなら、一度ほかの園の取り組みを知ってみるのもアリです。
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元保育園園長&保育士のあくあです|保育士10年→転職して園長に|プロの視点で、子育てのヒント、保育業界の裏話、保育士の転職アドバイスをシェア|質問・相談、面接練習、フォロー大歓迎!
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