こんにちは、あくあ園長です😊
「パート保育士でも処遇改善手当ってもらえるの?」「もしもらえるなら、いくらくらい?」
こんな疑問を持って検索してくれたあなた、今日の記事はまさに“保存版”です。
結論から言うと、パート保育士さんでも条件を満たせば毎月9,000円〜40,000円ほどの処遇改善手当を受け取れる可能性があります。
ただし、「制度がある=自動的にもらえる」わけではありません。
園の方針や制度の運用状況によっては、ゼロのケースもあるのです。
今日は、2025年最新の制度改正ポイントをふまえて、
- パート保育士でも処遇改善手当がもらえる条件
- 実際にもらえる金額の目安
- 支給方法や注意点
- 手当をもらいやすい職場の探し方
まで、あくあ園長が経験や取材をもとに、わかりやすくお話ししますね。

1. そもそも処遇改善手当って何?
まずは用語整理からいきましょう。
「処遇改善手当」とは、国の処遇改善等加算制度を活用して、保育士さんの給与や手当に上乗せされるお金のことです。
国が園に補助金を出し、そのお金を保育士さんに分配する仕組みですね。
よく「正職員だけの制度でしょ?」と思われがちですが、パート保育士も対象になる場合があります。
2. パートでももらえるの?条件は?
はい、もらえる可能性は十分にあります!
ただし、もらえるかどうかは園が制度を導入しているかとパート職員にも支給する方針があるかで決まります。
- 園が処遇改善等加算制度の対象になっている
- パート職員にも手当を分配する方針がある
- 勤務時間・役割などの条件を満たしている
この3つが揃って初めて、パートさんでも手当を受け取れるんですね。
3. 2025年の制度改正でチャンス拡大!
2025年4月から、処遇改善等加算制度の算定基準や申請方法が簡素化されました。
これまで制度を利用していなかった園でも導入しやすくなり、結果的にパート職員への支給が広がる可能性が高まっています。
例えば、以前は複雑な職員配置や役職要件を満たさないと加算を受けにくかったのですが、
改正後はシンプルな算定基準になったことで、小規模園や新設園でも対応しやすくなったのです。
4. 実際にもらえる金額の目安
実際の支給額は園によって異なりますが、2025年の情報をもとにした目安は以下の通りです。
- 時給上乗せ型 … 時給+数十円〜100円程度(例:月3,000円)
- 月額支給型 … 月3,000〜5,000円程度
- 年一時金型 … 年5,000〜10,000円程度(ボーナスの代わりに支給)
つまり、同じ「パート保育士」でも働く園や勤務条件によって、手当額は大きく変わります。

5. 支給方法のタイプ別解説
パート保育士さんへの処遇改善手当は、大きく分けて3つの支給パターンがあります。
📌 タイプ1:時給上乗せ型
- 毎月の給与に自然に含まれる形で支給
- メリット:毎月確実にもらえる
- デメリット:給与明細に明記されないことが多く、金額がわかりづらい
📌 タイプ2:月額支給型
- 基本給とは別に、手当として明確に記載される
- メリット:金額がはっきりわかる
- デメリット:園の査定や勤務日数により変動あり
📌 タイプ3:年一時金型
- 年度末などにまとめて支給
- メリット:ボーナス感覚で受け取れる
- デメリット:毎月の収入アップ感は薄い
6. 注意点!「制度があってももらえない」ケースも
ここが意外と落とし穴です。
制度対象園であっても、園の裁量でパート職員には配分しない場合があります。
また、勤務時間が極端に短い場合や、補助業務のみで保育士資格がない場合は対象外になることも。
このため、「入職前の確認」がとても大切です。
7. 手当をもらいやすい職場の探し方
実はここが一番重要なポイント。
処遇改善手当をしっかりもらいたいパート保育士さんは、求人選びの段階で条件をチェックしましょう。
- 求人票や面接で「処遇改善等加算制度の有無」を確認
- 支給方法(時給上乗せ/月額/一時金)を聞く
- 支給実績や金額の目安も質問する
こういった情報は、ハローワークや求人サイトよりも保育士専門の転職エージェントの方が詳しい場合が多いです。
なぜなら、エージェントは園とのやり取りで内部情報まで把握しているからです。
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8. パート保育士が処遇改善手当を最大限もらうための働き方戦略
「同じ仕事をしているのに、あの人は手当をもらっていて私はもらえない…」
そんな悔しい思いをしないために、あくあ園長から“戦略的に手当を受け取る”ためのポイントをお伝えします。
📌 戦略1:勤務時間を少し長めにする
処遇改善手当は勤務時間の長さや日数に応じて支給額が変わることが多いです。
もし週4日・1日5時間勤務なら、あと1日増やす、もしくは1時間延長するだけで支給対象に入るケースもあります。
📌 戦略2:資格を活かす
「保育補助」ポジションで採用されると、処遇改善手当の対象外になることがあります。
保育士資格を持っている場合は、必ず**“保育士”としての契約**にしてもらいましょう。
📌 戦略3:役割を持つ
園によっては「担当業務がある職員」に優先して手当を支給します。
例えば、クラス担任のサポートや、行事準備、園庭管理など“責任のある仕事”を引き受けると加算対象になりやすいです。
9. 扶養内勤務での注意点
「扶養内で働きたいけど、手当をもらったら扶養を超えちゃう?」
これ、パート保育士さんからよく聞かれる質問です。
- 年収の目安は103万円(配偶者控除)や130万円(社会保険)などの壁があります。
- 処遇改善手当は課税対象の収入としてカウントされます。
- そのため、手当が増えた結果、扶養ラインを超えてしまうケースもあるんです。
もしギリギリのラインで働いている場合は、事前にシミュレーションしておくことが大切です。
園の事務担当や税務署に確認すれば、具体的な数字を教えてもらえます。
10. 園長目線での「手当支給の判断」
あくあ園長としての経験から言うと、パートさんへの処遇改善手当の支給は園の財政と運営方針に大きく左右されます。
- 支給に積極的な園:職員定着率を上げたい、求人応募を増やしたい
- 慎重な園:経費節減を優先、正職員に手厚くしたい
正直、園によっては「パートさんにも渡したいけど予算的に難しい」というところもあります。
だからこそ、“支給実績がある園”を選ぶことが一番の近道です。
11. 手当がもらえる園を見つける方法(実践編)
ここからは、実際に転職活動をする際のコツをお話しします。
- 求人票に“処遇改善”と明記があるかチェック
- 面接で「パート職員にも支給がありますか?」と直接聞く
- 保育士専門の転職エージェントに条件を伝える
- 例:「パートでも処遇改善手当がもらえる園を探しています」
特に③は効果的です。
エージェントは、園の内部事情や過去の支給実績を知っているので、「実際に今働いているパートさんがいくらもらっているか」まで教えてくれることもあります。
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12. まとめ:パート保育士でも処遇改善手当はもらえる!
- 条件次第で、パート保育士も毎月数千円〜数万円の手当を受け取れる
- 園の制度導入状況と方針次第で支給の有無が決まる
- 勤務時間・役割・資格の活用で対象になりやすい
- 扶養内勤務の場合は、収入シミュレーションを忘れずに
- 支給実績のある園を探すには、保育士専門エージェントの活用が近道

元保育園園長&保育士のあくあです|保育士10年→転職して園長に|プロの視点で、子育てのヒント、保育業界の裏話、保育士の転職アドバイスをシェア|質問・相談、面接練習、フォロー大歓迎!
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