こんにちは、あくあ園長です！
今日は、保育士として頑張っているみんなの中で「ちょっと違う仕事もしてみたいな」と思っている人に、どんな転職先があるのかをお話しします。
私の友人が保育士から転職した際の話や、様々な元保育士の人にインタビューして聞かせていただいた体験談も交えながら、わかりやすく説明しますね。
保育士から異業種への転職は難しい？
「保育士を続けるべきか、それとも違う仕事に挑戦するべきか」と悩む保育士さんも多いですよね。実際、私の友人も保育士を続けながら「もっと自分に合う働き方があるかもしれない」と考えて、異業種への転職に挑戦しました。
保育士は、子どものお世話、事務作業、保護者対応、イベントの企画・運営といった多岐にわたる業務をこなすプロです。つまり、コミュニケーション能力や問題解決スキル、計画力といったスキルが自然と身についているので、異業種でも強みになります。
保育士が活かせるスキル：
- マルチタスク能力
- チームワークやリーダーシップ
- 短時間で効率的に仕事をこなす力
- 子どもの成長に寄り添う忍耐力
友人も、異業種への転職を不安に思っていましたが、保育士時代に培ったスキルが意外と他の職業にも応用できることに気づき、今では新しい職場で自信を持って働いています。
保育士さんが異業種への転職を考える理由
保育士さんが転職を考える理由としては、給与や労働環境に不満を抱いているケースが多いです。東京都の調査によると、「給料が安い」「仕事量が多い」「労働時間が長い」という理由が退職を考える上位に挙げられています。
友人の場合も、以下のような理由で転職を考えるようになりました：
- 給料が低い：保育士の給与は一般的に低く、同世代の友人と比べると収入面で不満が出ることがある。
- 仕事量が多い：子どものお世話だけでなく、保護者対応や事務作業、行事の準備まで幅広くこなすため、常に忙しい。
- 体力的な負担：毎日体を動かしながら仕事をするため、特に年齢が上がると体力的にきつくなることも。
また、保育士さんの中には職業適性への不安や他業種への興味を抱いている人も多いです。「子どもは好きだけど、違う職種に挑戦してみたい」という気持ちを持つこともあります。
異業種への転職のメリット・デメリット
異業種への転職にはメリットとデメリットの両方があります。転職前にしっかり確認しておくことが大切です。
メリット：
- 固定勤務が可能：シフト制から、9時〜18時などの固定時間で働ける職場に移ることで、プライベートとのバランスが取りやすくなります。
- 収入アップの可能性：保育士よりも高い給与を得られる職種も多く、金銭的な余裕が出てくることがある。
- 新しい経験が得られる：異業種では新しいスキルを習得でき、将来のキャリアの幅が広がる。
デメリット：
- 慣れるまで時間がかかる：全く新しい業界や仕事に挑戦すると、最初は戸惑うことも多く、慣れるまでに時間がかかる。
- 初任給が低くなる可能性：新しい業界では未経験者として扱われることが多いため、最初の給与が保育士時代より低くなることも。
友人も、異業種へ転職して初めの数ヶ月は新しい仕事に慣れるのに時間がかかりましたが、慣れてからは毎日が楽しく、収入面でも満足しているそうです。
保育士からおすすめの転職先【保育に関わる仕事編】
「保育の経験を活かしたいけど、少し違う環境で働きたい」と考える方には、保育に関わる職種への転職がオススメです。以下の職場では、保育士としての経験が直接活かされ、今まで培ってきたスキルをさらに発展させることができます。
1. 小規模保育園
小規模保育園では、0歳～2歳児を中心に最大19人までの少人数の子どもたちを預かります。大規模な保育園と違い、子ども一人ひとりにじっくり関わることができるのが特徴です。
メリット：
- 業務負担が軽減：行事の規模が小さいため、残業や休日出勤の頻度が少ない
- 子どもに寄り添う保育：人数が少ないため、個々の子どもの成長により深く関われる
大規模保育園から小規模保育園に転職した人の例：
「一人ひとりの子どもにもっと向き合えるようになった」と話していました。少人数ならではの、子どもの細やかな成長を見守れる喜びがあるそうです。
2. 病院内保育所
病院内保育所は、医師や看護師など病院で働くスタッフの子どもたちを預かる施設です。保育士としての業務内容は通常の保育園と似ていますが、規模が小さく、少人数での保育が中心です。
メリット：
- 少人数制：子ども一人ひとりにじっくり関われる
- 高待遇の可能性：大病院では給与や福利厚生がしっかりしていることが多い
- 専門性のある環境：病院内なので、急病やケガの際も医療対応が迅速
病院内保育所で働いている人の例：
少人数制で落ち着いた雰囲気の中、じっくりと子どもの成長をサポートできる環境が気に入っているそうです。
3. 企業内保育所
企業内保育所は、企業のオフィス内やその近くに設置された保育施設です。大きな行事が少なく、企業の営業日や定休日に合わせて働けることが特徴です。
メリット：
- 土日祝が休みのケースが多い：企業の定休日に合わせて休めるため、プライベートの時間を確保しやすい
- 少人数保育：大規模行事が少なく、子どもたちとゆったり過ごせる
デメリット：
- 少人数のためポジションが限られる：採用枠が少なく、求人が少ないこともあります
企業内保育所に転職した人の例：
「土日休みで、家族との時間が増えたことが大きなメリット」と話していました。大規模行事の準備が少ないため、残業も少なくなったようです。
4. 子育て広場
子育て広場は、地域の親子が集まり、育児相談や親子の交流をサポートする場です。主に、保護者同士が交流できるようにイベントを企画したり、育児の悩みに寄り添ったサポートを行います。
メリット：
- 保護者との深いコミュニケーション：保護者の育児相談や悩みに寄り添うことができる
- 定時で帰れる：イベントがメインのため、残業が少なく定時で帰宅できることが多い
デメリット：
- 子どもと直接関わる時間が少ない：保護者とのやり取りが中心となり、子どもと過ごす時間が限られる
子育て広場に転職した人の例：
「親御さんとじっくり話せるので、育児のサポートに直結している感覚がある」と満足しています。また、持ち帰り仕事がほとんどない点も魅力だそうです。
5. 放課後等デイサービス
障がいを持つ子どもたち（6歳〜18歳）を対象とした療育施設です。学校が終わった後や休暇中に、子どもたちの自立を支援しながら、生活や学習のサポートを行います。
メリット：
- 個別対応が中心：一人ひとりの子どもに合ったプランを立て、じっくりサポートできる
- 長期的な関わりができる：子どもたちの成長を長期的に見守ることができる
保育士からおすすめの転職先【異業種編】
保育士としての経験を活かして、異業種に挑戦することも新しいキャリアの道です。保育のスキルは、他の職業でも多くの場面で役立ちます。以下に、異業種でも保育士経験が活かせる職場を紹介します。
1. 事務職
事務職は、保育士が持つ計画力や事務処理スキルを活かせる職種です。保育日誌や書類作成などで鍛えたパソコンスキルが活かされる職場も多くあります。
メリット：
- デスクワーク中心：立ち仕事が少なく、体力的な負担が軽減される
- 固定勤務時間：9時～18時など、決まった時間で働くことができる
デメリット：
- 人と直接関わる時間が少ない：保育士と比べて、子どもや保護者との関わりが少ないため、コミュニケーションが少ない仕事が苦手な方には向かないかもしれません。
事務職に転職した人の例：
「毎日決まった時間に帰れるし、体力的な負担がかなり減った」と話しています。また、保育士時代に培った書類管理スキルが意外と役立ったそうです。
2. 営業職
営業職は対人スキルやコミュニケーション能力が活かせる仕事です。保育士として、保護者との対応やチーム内での調整を行ってきた経験が、営業の場でも役立ちます。
メリット：
- 保育士時代の対人スキルが活かせる：顧客との信頼関係構築が重要な営業では、保護者対応で培ったスキルが役立つ
- やりがいがある：契約が取れると成果が見えやすく、モチベーションが上がる
デメリット：
- 体力が必要：営業職は外回りなども多く、体力が必要な場合がある
営業職に転職した人の例：
「保育士として保護者対応をしていた経験が、そのままお客様対応に活かせた」と話しています。営業の成果が数字で見えるのも、仕事の楽しみの一つだそうです。
3. IT関連職
IT関連職は、デスクワーク中心で保育士の経験とは少し異なるかもしれませんが、保育日誌や事務処理でパソコンを使っていた経験が活かせることもあります。
メリット：
- 人間関係のストレスが少ない：デスクワークが中心のため、対人関係に疲れた保育士さんに向いています
- 高収入が期待できる：専門知識が必要ですが、その分給与も高めです
デメリット：
- 専門知識が必要：未経験から始める場合、学び直しが必要
IT関連職に転職した人の例：
「保育園で日誌を作成した経験から、ドキュメント作成のスキルが意外と役立った」と話しています。また、デスクワーク中心のため、体力的な負担がかなり減ったそうです。
まとめ：保育士から異業種への転職はチャンス！
保育士から異業種へ転職することは、最初は不安かもしれませんが、新しい環境で自分の可能性を広げる大きなチャンスです。保育士としての経験を活かしつつ、異業種でもやりがいを見つけることができるでしょう。
友人の話や、様々な人のインタビューを通じ、異業種への転職を通じて新しいスキルを身につけ、今では仕事とプライベートのバランスが取れた充実した生活を送っている人も多いことがわかりました。ある人は、「転職することで、もっと自分らしい働き方ができるようになった」と言っていました。
もし今の仕事に迷いを感じているなら、転職エージェントのサポートを活用するのもおすすめです。例えば以下のリンクから登録できる保育士専門の転職エージェントなら、保育士のポジションはもちろん、あなたの経験やスキルに合った様々な保育園の求人を紹介してくれます。
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面接対策や履歴書の添削といったサポートも受けられるので、転職活動がスムーズに進みます。保育士として培ったスキルを大切にしながら、自分に合った新しい職場を見つけてくださいね。転職はあなたのキャリアをさらに豊かにするチャンスです！
元保育園園長＆保育士のあくあです｜保育士10年→転職して園長に｜プロの視点で、子育てのヒント、保育業界の裏話、保育士の転職アドバイスをシェア｜質問・相談、面接練習、フォロー大歓迎！
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