「うっかり保護者を怒らせてしまった…💦」
「クレームを言われたけど、どう対応すればいい？」
「言葉選びに気をつけているつもりなのに、不満を持たれてしまう…」
保育士として働くなかで、保護者対応は避けて通れない課題のひとつ。
特に、園内でのトラブル報告や保護者の要望に応える場面では、ちょっとした言葉選びや態度によって「なんでそんな言い方をするの？」「こちらを責めてる？」と、意図せず怒らせてしまうことも…。
保護者との関係が悪化すると、仕事のモチベーションも下がりますよね😢
そこで今回は、「保護者対応でやってはいけないNG言動」や、「保護者からクレームを受けたときの対応法」について徹底解説！
トラブルを未然に防ぎ、保護者と良好な関係を築くためのコツを紹介します✨
🔹 そもそも、どんな場面で保護者対応が必要？
まず、保育士が保護者と向き合う場面は意外と多く、「報告・相談・謝罪・クレーム対応」といった場面で特に気をつける必要があります。
✅ よくある保護者対応のシーン
🔹 園内でケガをしたとき（転倒・噛みつき・鼻血 など）
🔹 子ども同士のトラブル（おもちゃの取り合い・ケンカ など）
🔹 保護者からのクレーム対応（先生の対応への不満・保育方針への疑問 など）
🔹 園からのお願い・注意喚起（持ち物のルール・園の方針変更 など）
どの場面でも、「伝え方ひとつ」で保護者の受け止め方が大きく変わるので、慎重に対応することが大切です💡
🔹 やってはいけない！保護者対応のNG言動
「保護者対応が苦手…」という人の多くは、「悪気はないのに、なぜか不満を持たれてしまう」と感じているのではないでしょうか？
ここでは、保護者が不快に感じやすいNG言動を紹介します！
❌ NG①：「〇〇くん、今日はすごく悪かったですよ！」
→ ✖️ 子どもを否定する発言はNG！
✅ 「〇〇くん、お友達とケンカをしたけれど、最後には仲直りできましたよ！」
💡 👉 良い面もセットで伝えることで、保護者の不安を和らげる
子どもの問題行動を伝えるときは、「悪い部分だけを伝える」のではなく、「良い部分にも触れる」ようにすると、保護者の受け取り方が変わります。
❌ NG②：「忙しくて〇〇さんの連絡帳、書けませんでした！」
→ ✖️ 事情はどうあれ、責任転嫁する言い方はNG！
✅ 「今日の連絡帳ですが、まだ書き終わっていないので、後ほどお渡ししますね！」
💡 👉 「できなかった理由」よりも「どう対応するか」を伝える
忙しさを理由にすると、「私の子どもは後回し？」と不信感を持たれることも…。
たとえミスがあったとしても、冷静に対応しましょう💡
❌ NG③：「めずらしく早いお迎えですね！」
→ ✖️ 何気ない一言が、嫌味に聞こえることも…
✅ 「今日は早くお迎えに来られたんですね！〇〇くん、とても嬉しそうでしたよ♪」
💡 👉 ちょっとした言葉でも、受け取り方を意識する！
保護者の中には、「仕事をしながらお迎えに来ることに罪悪感を持っている人」もいます。
たとえ悪気がなくても、「いつも遅くて申し訳ない…」と感じさせないよう、ポジティブな言葉を選びましょう😊
❌ NG④：「お子さん、最近ちょっとワガママですね。」
→ ✖️ 子育てを否定するような発言はNG！
✅ 「最近、お子さんの自己主張がしっかりしてきましたね！成長の証ですね。」
💡 👉「ポジティブに言い換える」ことで、親も安心する
子どもの成長には個人差があり、保護者も悩みながら子育てをしています。
「ワガママ」と言われると、「私の育て方が悪いの？」とプレッシャーを感じる人もいるので注意！
❌ NG⑤：「そんなこと、普通しませんよね？」
→ ✖️ 保護者の価値観を否定する発言はNG！
✅ 「お家ではどのようにされていますか？園でも参考にしたいので、教えてください♪」
💡 👉「正解は一つではない」という前提で、対話を心がける
家庭の方針や子育てのやり方はそれぞれ違うもの。
「普通」「常識」などの言葉を使うと、相手を否定するような印象を与えてしまいます。
❌ NG⑥：「園のルールなので、仕方ないですね。」
→ ✖️「仕方ない」と突き放すような言い方はNG！
✅ 「園の方針としてこのように決まっていますが、何かご不安なことはありますか？」
💡 👉 保護者の気持ちに寄り添い、意見を聞く姿勢を持つ
ルールだからと言って一方的に押しつけるのではなく、「どうしてそう決まっているのか」をきちんと説明し、納得してもらうことが大切です。
🔹 まとめ：保護者対応のポイント
✅ 子どもの悪い面だけを伝えず、良い面にも触れる！
✅ 言い訳せず、「どう対応するか」を伝える！
✅ 忙しそうな保護者には、無駄のない会話を意識する！
✅ クレームを受けたときは、最後まで話を聞いて謝罪する！
保護者対応に悩んでいる保育士さんは、まず「相手の立場になって考えること」を意識してみましょう✨
それでも「保護者対応が辛い…」「今の園では改善できそうにない…」と感じる場合は、保護者対応の負担が少ない職場を探してみるのもひとつの選択肢。
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元保育園園長＆保育士のあくあです｜保育士10年→転職して園長に｜プロの視点で、子育てのヒント、保育業界の裏話、保育士の転職アドバイスをシェア｜質問・相談、面接練習、フォロー大歓迎！
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