保育園で楽しむ夏の遊び10選【アウトドア・インドア・夏祭り・水遊び】

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 すっごい暑いですね!! 災害級の暑さが続く2024年夏、保育園で楽しめるおすすめの”夏の遊び”を紹介します。

 新しい遊びを取り入れたい保育士さんにとって、この記事が参考になれば嬉しいです。

【アウトドア遊び】暑さに負けず元気いっぱいに遊ぼう!

①水鉄砲・じょうろ

 水鉄砲やじょうろを使った水遊びは、保育園の夏の定番です。水が苦手な子どもでも楽しめるので、水遊び初心者にぴったり!

 冷たい水を体にかけると、涼しさを感じられますね。また、水鉄砲に水を入れる作業は、子どもたちの手先を鍛える良い機会です。細かい動作を必要とするため、指先の発達を促進します。

 水遊びは熱中症予防にも効果的ですので、暑い日の屋外活動に積極的に取り入れていきましょう!

②ペットボトルシャワー

 ペットボトルシャワーは、少し年長の子どもたち向けにぴったりの遊びです。自分たちで作ることで達成感も得られます。

材料と道具

  • ペットボトル
  • ビニールテープ
  • ビニールひも(スズランテープや麻ひもでもOK)
  • カッター
  • ハサミ
  • 目打ち
  • 油性ペン

作り方

  1. ペットボトルを半分にカットし、切り口をビニールテープで覆い安全にします。
  2. ボトルの縁に2か所穴を開けて持ち手を作ります。ビニールひもを通してしっかり固定しましょう。
  3. ボトルの底に数か所穴を開け、水がシャワーのように出るようにします。
  4. ボトルの外側を油性ペンで自由に装飾し、オリジナルのシャワーを完成させます。

 このペットボトルシャワーを使って、水遊びを一層楽しくしましょう。水圧の調整やシャワーの使い方を工夫して、子どもたちにとって新鮮な体験を提供できます。特に、手先の器用さを養い、クリエイティブな思考を育むのに役立ちます。

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③色付き氷でお絵描き

 雨の日や暑すぎる日には、色付き氷でお絵描きを楽しみましょう。涼しい氷を使ったお絵描きは、子どもたちにとって新しい感覚を楽しめます。感覚遊びとしても非常に効果的で、子どもたちの五感を刺激します。

材料と道具

  • 画用紙
  • 絵の具(食紅でも可)
  • 製氷皿
  • ストロー

作り方

  1. 製氷皿に水を入れ、絵の具を少しずつ加えます。色が均一になるように混ぜましょう。
  2. ストローを短く切り、製氷皿の各区画に立てます。これが持ち手になります。
  3. 冷凍庫でしっかり凍らせた後、ストロー付きの色付き氷が完成します。
  4. この氷を使って画用紙に自由にお絵描きを楽しみましょう。氷が溶けることで新しい色合いが出てくるのも楽しみです。

④夏野菜スタンプ

 キュウリやオクラなど、夏野菜を使ってスタンプ遊びをしましょう。異なる切り方で様々な模様が楽しめます。食育の一環として、子どもたちが野菜に親しむ機会にもなります。

材料と道具

  • 夏野菜(キュウリ、ピーマン、オクラなど)
  • 絵の具
  • 画用紙
  • ハサミ

作り方

  1. 夏野菜を横に切ったり、縦に切ったりして断面を準備します。
  2. 断面に絵の具をつけ、画用紙にスタンプのように押して模様を作ります。
  3. 切り方や絵の具の色を変えることで、様々なデザインが楽しめます。野菜の断面から生まれる独特の模様を楽しみながら、食材に対する興味も引き出せます。

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⑤金魚すくい

 夏祭りといえば金魚すくい。牛乳パックと水きりネットを使って簡単に作れます。水に浮かべた金魚をすくう遊びは、子どもたちに大人気です。指先の器用さを養うとともに、集中力も高めます。

材料と道具

  • 牛乳パック
  • 排水溝の水きりネット
  • ホチキス
  • はさみ
  • クレヨン

作り方

  1. 牛乳パックを開き、上下を切り取って平らにします。
  2. その平らな部分を縦に細長く3本に切り分けます。
  3. 切り取った2本を丸めてホチキスで固定し、リング状にします。
  4. 水きりネットをリングに被せ、固定して余分な部分を切り取ります。
  5. 残りの牛乳パックを半分に折り、ネット部分にホチキスで固定して持ち手を作ります。
  6. 完成したポイを使って、水に浮かべた紙製の金魚をすくって遊びます。

⑥輪投げ

 輪投げも夏祭りの定番遊びです。ペットボトルを的にして、新聞紙で作った輪っかを投げて遊びます。以下の材料と手順で簡単に準備できます。

材料と道具

  • ペットボトル
  • 新聞紙
  • ガムテープ

作り方

  1. 新聞紙を細長く丸めて棒状にします。
  2. 丸めた新聞紙の端をガムテープで固定し、輪っかに形成します。
  3. ペットボトルに重しを入れて的にします。
  4. 輪投げの輪を作り、ペットボトルを的にして遊びます。的の距離を調整することで、難易度を変えて楽しめます。手先のコントロール力を育てるのに役立ちます。

⑦ヨーヨー釣り

 ヨーヨー釣りは、涼しさを感じられる夏の遊びです。以下の材料と手順で簡単に準備できます。

材料と道具

  • 水風船
  • ストロー
  • S字フック

作り方

  1. 水風船を水で満たし、風船を膨らませます。
  2. ストローやS字フックに紐をつけて釣り竿を作ります。
  3. 水風船を水に浮かべて、ストローで釣り上げる遊びを楽しみます。釣り糸の強度を調整して、子どもたちが楽しく遊べるように工夫します。遊びの中でバランス感覚や集中力も育まれます。

⑧お面屋さん

 キャラクターや動物のお面を作って販売ごっこを楽しみましょう。以下の材料と手順で簡単に準備できます。

材料と道具

  • 画用紙
  • クレヨン
  • はさみ
  • ゴムひも

作り方

  1. 画用紙に好きなキャラクターや動物の顔を描きます。
  2. 描いた顔を切り抜きます。
  3. 両端に穴を開けてゴムひもを通し、頭にフィットするように調整します。
  4. お面の完成です。子どもたちが自分で描いたお面をかぶり、販売ごっこを楽しみます。創造力とコミュニケーション能力を育む良い機会です。

⑨盆踊り

 簡単な振り付けの盆踊りを子どもたちと楽しみましょう。子どもたちが興味を持つ曲を使って、盆踊りを通じて日本の伝統文化に親しむことができます。リズム感や協調性を育むのに最適です。

⑩おみこし

 段ボールと突っ張り棒でおみこしを作り、園内や地域を練り歩くのも楽しいです。以下の材料と手順で簡単に準備できます。

材料と道具

  • 段ボール(2箱)
  • 長めの突っ張り棒(4本)
  • ビニールテープ
  • ガムテープ
  • 画用紙やモールなどの装飾

作り方

  1. 突っ張り棒を十字に組み、交差部分をビニールテープでしっかり固定します。
  2. 段ボールを箱の形に組み立て、ガムテープでしっかりと固定します。
  3. もう一つの段ボールをカッターで斜めに切り、屋根の形を作ります。
  4. 屋根の部分を箱に乗せ、ガムテープで固定します。
  5. カラフルな画用紙やモールを使って、飾り付けをします。
  6. 完成したおみこしを突っ張り棒に固定し、子どもたちが持ち上げて練り歩けるようにします。協力して作業することで、連帯感を育てます。

まとめ

 夏ならではの遊びを保育園で楽しむことで、日本の四季を感じ、伝統を学ぶことができます。暑い夏でも、保育園の遊びを通じて子どもたちが元気に楽しく過ごせるように工夫しましょう。

 各遊びは子どもたちの成長を促し、多様なスキルを育む絶好の機会です。楽しい夏の思い出をたくさん作ってくださいね。

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