こんにちは、あくあ園長です!
保育園・幼稚園のおたよりを作るとき、「10月ってどんな書き出しがいいかな?」と迷ったことはありませんか?
秋は、子どもたちの生活にとってイベントが盛りだくさんの季節。運動会・遠足・ハロウィンといった行事があるだけでなく、朝夕の冷え込みや日が短くなる変化もあり、保護者のみなさんに伝えたいことがたくさん出てきます。だからこそ、10月のおたよりは**「季節感+子どもの様子+園の行事」**をバランスよく盛り込むことが大切なんです。
でも実際は…
- いつも同じような書き出しになってしまう
- 季節感をうまく出せない
- 行事のお知らせばかりで味気ない
と悩む先生方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、10月のおたより文例を豊富にご紹介しながら、どうやって文章に季節感や園の雰囲気を織り交ぜればいいのかを解説します。さらに、実際に保護者に「読んでよかった!」と思ってもらえる書き方のコツや、保育士さん自身の働きやすさにつながるポイントもお伝えします。

🍂 10月のおたよりに盛り込みたい内容とは?
10月のおたよりで意識したいのは、主に次の4つです。
- 秋の深まりを伝える季節感
金木犀の香り、落ち葉、どんぐり拾いなど、子どもたちが実際に感じる自然の変化を文章にすると、保護者も「園でこんな体験をしているんだ」とイメージしやすくなります。 - 子どもの成長や園での生活の様子
食欲の秋にちなんで、よく食べるようになった姿。運動会の練習でがんばる様子。お友だちと一緒に遊ぶ姿など。 - 行事の予定や振り返り
運動会・遠足・ハロウィンなど、園ならではのイベント情報をわかりやすく記載。 - 健康管理や生活習慣の注意点
寒暖差が大きい季節なので、衣服調整・風邪予防・インフルエンザへの注意喚起なども忘れずに。
🍂 10月のおたより書き出し文例集
季節の変化を取り入れた書き出し
- 風が冷たくなるとともに空が高くなり、秋らしい季節になりました。澄んだ空気をいっぱいに吸い込んで、秋の空の下を駆け回る子どもたちの姿がまぶしく映ります。
- 散歩に行くと、いつもの公園がススキでいっぱいに。サワサワとした感触に笑いながら、虫探しに夢中になる子どもたちがとても微笑ましいです。
- 秋本番。さわやかな風が頬をなでて過ごしやすい日々。朝夕の寒暖差もあるので、体調に気をつけながら秋を楽しみたいと思います。
行事に絡めた書き出し
- 10月は待ちに待った運動会!子どもたちは元気よくダンスやかけっこの練習を頑張っています。当日の勇姿が楽しみですね。
- 春から育ててきたサツマイモの収穫がもうすぐ。子どもたちが「大きくなあれ」と願いを込めて育ててきた芋を、みんなで掘り出す日を楽しみにしています。
- ハロウィンが近づき、園内でも「おばけの帽子つくり」や「お菓子ごっこ」が盛り上がっています。ドキドキわくわくの子どもたちの表情がたまりません。

子どもの成長や姿を描いた書き出し
- 涼しくなったので、体力づくりを兼ねて少し遠くの公園まで散歩に出かけています。友だちと手をつなぎ、「あとちょっとだよ」と励まし合う姿に成長を感じます。
- 読書の秋。新しい絵本を追加すると「なあにそれ?」と興味を示す子が増え、読書の輪が広がっているところです。
- 園庭に飛び交う赤トンボを追いかけたり、落ち葉を集めて見せ合ったりする姿に、季節の移ろいを感じます。
こうした書き出しを活用すれば、「時候のあいさつ」「行事の雰囲気」「子どもの成長」など、どんな切り口からも10月らしいおたよりを始められますよ。
はい!10月のおたよりに使える「行事別の書き出し文例」を整理しました。運動会・芋掘り・ハロウィンといった園行事に合わせた具体例が含まれています。
🍂 10月のおたより:行事別書き出し例文
運動会
- 「10月はいよいよ運動会があります。朝、保育室に入ると『早くダンスの練習しようよ』と自分たちでラジカセを用意する子どもたち。やる気ばっちりのようです。クラスみんなで毎日練習してきた成果を発揮できるといいですね」
- 「10月は待ちに待った運動会!子どもたちは元気いっぱいダンスやかけっこの練習を頑張っています。当日は勇姿をぜひ楽しみにしていてください」
芋掘り・収穫
- 「春から子どもたちが水やりをして育ててきた芋の収穫がもうすぐです。『大きくなあれ』と心を込めて育てた芋。収穫後の焼き芋パーティーを楽しみにして、今からワクワクしています」
- 「いよいよ、芋掘りの季節がやってきました!春から大事に育ててきたお芋の収穫に向けて、絵本やクッキング活動を取り入れながら楽しんでいます」
ハロウィン
- 「10月31日のハロウィンに向けて、子どもたちはカボチャや黒猫の切り絵を作って友だちと見せ合っています。外国の文化に親しみながら、楽しい雰囲気を味わっています」
- 「月末のハロウィンに向けて、子どもたちは仮装の衣装づくりを楽しみにしています。当日はどんな姿を見せてくれるのか、楽しみにしていてくださいね」
👉 このように、10月のおたよりは「運動会」「収穫」「ハロウィン」といったイベントを盛り込みながら、子どもたちの表情や準備の様子を伝えると、保護者にとっても読みやすくなりますよ。
🍂 秋の自然を感じる書き出し例
- 風が冷たくなるとともに空が高くなり、秋らしい季節になりました。澄んだ空気をいっぱいに吸い込んで、秋の空の下を駆け回る子どもたち。
- 園庭の木々が赤く染まり、落ち葉やどんぐりをポケットいっぱいに集めて帰ってくる子どもたちの姿に、秋の深まりを感じます。
- 爽やかな秋晴れの中、子どもたちは元気いっぱい。芸術の秋にちなんで製作遊びに挑戦したり、アイデアを出し合ったりしています。

🍁 紅葉・木の実・虫取りをテーマにした例
- 赤いもみじや黄色のイチョウなど色とりどりの葉っぱを集めては見せあいっこ。微笑ましい姿に子どもたちの成長を感じます。
- 園庭ではトンボが飛び交い、虫取りを楽しむ子どもたちの姿が見られます。季節の移ろいを体いっぱいに感じているようです。
- どんぐりやまつぼっくりを探しながら、自然とふれ合う秋。子どもたちの笑顔からも、季節を楽しんでいる気持ちが伝わってきます。
🌤 朝夕の寒暖差や体調管理にふれる例
- 秋本番。さわやかな風が頬をなでて過ごしやすい日々が続いています。朝夕の寒暖差に気をつけながら元気に過ごしていきたいと思います。
- 穏やかな秋の日差しの中で、木の実や葉っぱ集めに夢中の子どもたち。季節の変わり目に体調を崩さないよう、衣服の調整を工夫しながら見守っています。
はい!10月のおたよりに使える「行事別の書き出し例文」をいくつか整理しました。運動会・芋ほり・ハロウィン・読書週間など、季節感と園生活が伝わる例文が揃っています。
🍁10月のおたより書き出し文例集
運動会
- 「10月はいよいよ運動会があります。毎朝『早くダンスの練習しようよ』と友だちを誘い合う子どもたち。クラスみんなで頑張ってきた成果をどうぞご覧ください。」
- 「待ちに待った運動会!玉入れやかけっこでは思うようにいかない場面もありますが、子どもたちの真剣な表情と頑張る姿を楽しみにしてくださいね。」
芋ほり
- 「春から水やりをして大切に育ててきたお芋の収穫が近づいてきました。『何個とれるかな?』『大きいお芋あるかな?』と、子どもたちはわくわくしています。」
- 「いよいよ芋ほりの季節!収穫のあとにはクッキングの計画もあり、自然の恵みに感謝しながら楽しみたいと思います。」
ハロウィン
- 「10月31日のハロウィンに向けて、カボチャや黒猫の切り絵を作っている子どもたち。『できた!』と嬉しそうに見せ合いながら異文化に触れています。」
- 「月末のハロウィンを心待ちにしながら、衣装づくりに取り組む姿が見られます。当日はどんな仮装を見せてくれるか、楽しみにしていてくださいね。」
読書週間
- 「読書の秋。10月27日から始まる読書週間では、絵本専門士の先生をお招きして特別な読み聞かせ会を予定しています。子どもたちも今から楽しみにしています。」
- 「〇〇クラスでは『ともだちや』が大人気!読書週間では大型絵本や紙芝居を楽しみながら、友だちの大切さを知る機会にしたいと思います。」
これらを組み合わせて使えば、行事に合わせて季節感を出しつつ、保護者に園での子どもたちの様子をわかりやすく伝えられるでしょう!
保育士専門の転職なら、無料で人気の【レバウェル保育士】
🍁まとめ:10月のおたよりで伝えたいこと
10月は運動会や芋ほり、ハロウィンといった季節行事が盛りだくさん。園児たちも心も体もぐんと成長していく大切な時期です。
おたよりに「子どもたちの頑張る姿」や「季節を感じる経験」を丁寧に書き添えることで、保護者の方に園生活の豊かさがしっかりと伝わります。
また、書き出し部分では秋の自然(紅葉、秋晴れ、虫の声など)を織り交ぜると、温かみのある雰囲気に仕上がります。行事ごとにワクワクを引き出す工夫をすれば、読む人にとっても「園の一体感」を感じられるおたよりになるでしょう。
最後に、無理に難しい表現を使わなくても大丈夫です。
「子どもたちと一緒に秋を楽しんでいます」というシンプルな言葉こそ、読み手の心に響くものです。
🍂10月ならではの魅力をおたよりで存分に届け、保護者との信頼関係をさらに深めていきましょう!


元保育園園長&保育士のあくあです|保育士10年→転職して園長に|プロの視点で、子育てのヒント、保育業界の裏話、保育士の転職アドバイスをシェア|質問・相談、面接練習、フォロー大歓迎!
コメント