こんにちは、あくあ園長です。
保育士さんって、子どもたちが夏休みに入っても「自分の夏休みはいつ？」って思うこと、ありませんか？
一般企業や学校の先生と違って、保育園は基本的に一年中開園しているため「夏休みは取りにくい」と言われることもありますよね。
でも大丈夫！園の方針や工夫次第で、しっかり夏休みを取ってリフレッシュすることは可能です。
この記事では、最新の保育士の夏休み事情をわかりやすくまとめて、
- 保育士に夏休みはあるの？
- なぜ取りにくいの？
- 夏休み以外に取れる長期休暇って？
- 夏休みを取るコツや、転職先の見極め方
まで、あくあ園長がやさしく解説していきます。
「休めないのが当たり前」とあきらめていた方も、この記事を読めば「夏休みのある保育士ライフ」がグッと近づきますよ！
保育士に夏休みはあるの？
まず気になるのが「保育士に夏休みはあるの？」という疑問。
結論から言うと、あります！ ただし園の方針によって日数や取り方はバラバラです。
- 認可保育園：基本的に夏休み期間も開園。短めの休暇（3日～5日程度）が一般的
- 幼稚園：子どもの夏休みがあるため、比較的長期休暇を取りやすい
- 公立保育園：自治体ごとに規定あり（お盆休みや年末年始に準ずるケースが多い）
- 私立保育園：園ごとに夏休みの日数を設定している
特に幼稚園教諭は夏休みを取りやすいですが、保育園勤務の保育士さんは子どもたちが通い続けるため、正社員・パートを問わず交代制でシフトに入ることが多いのです。
また、正社員には夏休みがあるけどパートやアルバイトにはないケースもあるため、事前に確認しておくことが大切です。
保育士が夏休みを取りづらい理由
「じゃあ、どうして保育士は夏休みが取りにくいの？」という疑問について。
主な理由は2つあります。
① 保育園は夏休みも開園しているから
児童福祉法により、保育園は「保育に欠ける子どもを預かる」施設として定められています。
つまり、保護者がお盆も仕事をしている場合、園を閉めてしまうと子どもを預けられなくなってしまうのです。
結果として、子どもが登園すれば保育士も出勤する必要があるため、長期連休は取りにくいのです。
② 保育士不足でシフトが回らない
どの園でも深刻なのが「人手不足」。
お盆時期は子どもの人数が減るので交代で休める園もありますが、そもそも保育士の人数がギリギリだと休暇を回せないこともあります。
つまり「夏休みを取れる園」と「取れない園」の差は、人員体制や園の運営方針に大きく左右されるんですね。
夏休み以外に保育士が取れる休暇って？
実は「夏休み」という名前でなくても、保育士さんが休める制度はたくさんあるんです。
年次有給休暇
正社員保育士はもちろん、パートやアルバイトでも労働基準法に基づき有給休暇が付与されます。
ただし「人手不足で取りにくい」という現実も…。園の風土によっては「誰も使っていないから遠慮してしまう」なんて声もあるんですよね。
お盆休み
一部の園では、お盆に数日間の一斉休暇を設けていることもあります。
この場合は保護者に事前に伝え、登園をストップする形。園によっては「お盆休園」を制度として整えているところも増えています。
年末年始
これはどの園でもほぼ確実にある休暇。12月29日～1月3日ごろまで閉園となるケースが多いです。
特別休暇
結婚休暇や慶弔休暇など、法人が定める特別休暇もあります。特に社会福祉法人が運営する園では制度が整っていることが多いですね。
保育士が夏休みを取るための工夫
「園の制度上は夏休みがあるけど、実際は取りづらい…」という保育士さんも多いはず。
ここで大事なのは、自分の工夫と職場とのコミュニケーションです。
① 希望休を早めに出す
夏は同僚も「休みたい！」と思う季節。後から希望を出すと取りにくくなるので、早めに申請するのがコツです。
② 有給と組み合わせる
園によっては「夏休み3日＋有給2日」で5連休を作れるケースもあります。旅行や帰省を考えている方はこの方法がおすすめ。
③ シフトの協力体制をつくる
「お互いさま」の精神が大事。同僚の希望を尊重し合えば、自分も取りやすくなります。
④ 人員体制の充実した園を選ぶ
これは根本的な話ですが、人手不足の園はやっぱり休みが取りにくい…。
職場選びの段階で「休みやすいか」を見極めるのも重要です。
体験談コラム①：夏休みが取りやすい園に転職してよかった！
私は30代の保育士で、以前の園では「夏休み？そんなの取れるわけない」という雰囲気でした。
子どもは好きだけど、ずっと気持ちも体も休まらなくて、正直 burnout寸前…。
そんなとき転職エージェントに相談して、「夏季休暇5日＋有給取得率80％」の園を紹介してもらったんです。
最初は「そんなホワイトな園あるの？」と半信半疑でしたが、本当に夏に連休が取れて、子どもと旅行に行けたんです。
結果として、家族との時間も増え、仕事も前向きに取り組めるようになりました。
「休める職場を選ぶのは甘えじゃない」と実感しています。
体験談コラム②：お盆休みがある園で働くママ保育士の声
私は小学生の子どもがいるママ保育士です。
以前の園は年中無休で、お盆も出勤必須。子どもは学童に預けていましたが、やっぱり罪悪感がありました。
今の園は「お盆休園」を導入していて、保育士も子どもたちもお休みになります。
家族そろってお墓参りや親戚との集まりに参加できるようになり、子どもも嬉しそう。
同僚のママ保育士とも「お盆休みあるって本当にありがたいね」と話しています。
体験談コラム③：パート保育士でも夏休みが取れる園を選んだ話
私は週3日のパート保育士。以前の園では「パートだから休暇は関係ない」という扱いでした。
でも、エージェントさんに紹介された園は、パートでも夏季休暇が制度としてあるんです。
もちろん正職員より日数は少ないけれど、それでも子どもと一緒に夏休み気分を味わえるのは本当に幸せ。
「子育てしながら働く自分をちゃんと大事にしてもらえてる」と実感できています。
こうした体験談を見てもわかるように、夏休みや有給が取れるかどうかで、保育士ライフの質は大きく変わります。
- 家族との時間が取れる
- 自分の体調を整えられる
- また子どもたちに笑顔で向き合える
転職するときに「休暇制度」を重視するのは、決してわがままじゃありません。
長く保育士を続けるために、とても大切な視点なんです。
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転職で「夏休みが取りやすい園」を見分けるポイント
ここからは実践的なお話。
転職を考えている保育士さん向けに「夏休みや休暇がちゃんと取れる園」を見極めるポイントをまとめます。
ポイント① 求人票に「夏季休暇あり」と書かれているか
意外と見落としがちですが、求人票に明記されている場合は制度として整っている可能性が高いです。
ポイント② 有給取得率
「有給取得率○％」と出している園は、休暇を積極的に取らせている傾向があります。
ポイント③ 人員配置の余裕
見学や面接で「先生たちが休みを交代で取れているか」を聞いてみるとリアルな情報がわかります。
ポイント④ 園長や法人の方針
「休みを取ること＝悪いこと」という雰囲気の園も残念ながらあります…。
一方で「職員が元気でいることが子どものため」という考えの園は、休暇を大事にしています。
あくあ園長のひとこと：夏休みが取れると仕事も長続き！
正直なところ、保育士さんは子どもが大好きで働いているからこそ「多少の忙しさは我慢しよう」と思いがちです。
でも、心も体もリフレッシュできなければ、結局長く続けられないんですよね。
夏休みや有給をしっかり取れる園を選ぶことは、自分の働き方を守ることでもあります。
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「休みの取りやすさ」って、求人票だけじゃ見えにくい部分なんです。
だからこそ、内部事情に詳しい転職エージェントを使うのが一番安心。
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まとめ
- 保育士にも夏休みはあるけど、園によって取りやすさは大きく違う
- 夏休み以外にも、有給・お盆・年末年始休暇がある
- 休みを増やすには「早めの希望申請」「有給の組み合わせ」がコツ
- 転職では「夏季休暇あり」「有給取得率」「人員体制」「園長の方針」をチェック
- 見極めが難しいときは「保育士専門エージェント」に相談が安心！
✨ あくあ園長からの最後のエール ✨
保育士さんだって、しっかり休んでいいんです。
自分の人生も大切にしながら、子どもたちに笑顔を届けるために――「休める職場」を選びましょうね！
元保育園園長＆保育士のあくあです｜保育士10年→転職して園長に｜プロの視点で、子育てのヒント、保育業界の裏話、保育士の転職アドバイスをシェア｜質問・相談、面接練習、フォロー大歓迎！
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