こんにちは! 元園長で現役保育士のあくあ園長です。
保育現場で日々子どもたちと向き合うなか、ふと気になる服装の悩み――
「朝の通勤服、どこまでカジュアルでOK?」
「行事のときはどんな格好がベスト?」
「安全や清潔って、どう意識すればいいの…?」
そんな疑問に応えるべく、保育園にふさわしい服装をゼロから丁寧に、かつ楽しく解説します♪

1. まずは基本!保育士の服装で大切な3つのポイント
服装選びで大切にしたい3つの基準はズバリ:
- 安全性
- 動きやすさ
- 清潔感
これを意識して選べば、現場でも安心・快適に過ごせますよ!
◎ ① 安全性:子どもが触っても安心な格好
エプロンに続き、服も“引っかかり・誤飲・怪我”に注意が必要です。
- ボタン・ビーズの装飾はNG
- フードや紐も避けよう
- 毛足の長いセーターは引っ張られるリスクあり
- 首元・腰まわりはゆとりがあっても構いませんが、安全を第一に!
…こうした服装は、ちょっとしたふれあいが安心に変わる“安全服”になります。
◎ ② 動きやすさ:体をたくさん使う仕事だからね
- しゃがむ・抱っこ・遊ぶ…身体を大きく動かす日常。
- タイトすぎる服は動きを制限 → 風邪や乾燥のきっかけに。
- ストレッチ・ワイドパンツ・チノのようなゆったり素材が◎
子どもと全力で遊びたいなら、自分が動きやすい服が必須です!
◎ ③ 清潔感:安心と信頼を見た目から引き寄せる
- 絵具・泥・給食の食べこぼし…服はすぐ汚れます。
- 活動内容に応じて“汚れが目立ちにくい色”を選ぶのが賢い選択。
- 乳児クラスなら白っぽいトップス
- 製作がある日は黒やネイビー
- 洗濯が大変でも、見た目の印象は保育環境そのもの。
2. 保育士の服装“基本形”の具体例と小物の選び方
基礎を押さえたら、次は実際にどんな着こなしが便利かをご紹介します!
👕 基本形=トップス + ボトム + エプロン の3点セット
- トップス:無地で装飾なしのTシャツ/ロンT/トレーナー
→ 気温に応じて重ね着にも対応OK - ボトム:動きやすいチノやストレッチパンツ(ジャージも可だが園規定に注意)
- エプロン:かぶって着るタイプ+ポケット付きが便利で安全!
🎀 小物:帽子や髪留めも大事なアイテム
- 帽子:つば広タイプで日除け&熱中症対策
- 髪留め:装飾なしのシュシュやゴム。ヘアピンや飾り付きのものは避けてね
- 足元:滑りにくいスニーカーや運動靴が安心。

3. 季節ごとの服装アイデアと注意点
それぞれの季節での「これを押さえとけばOK!」をまとめました♪
🌸 春/秋:気温差が激しい季節
脱ぎ着しやすい薄手の上着を重ね着として活用。
風対策としてウインドブレーカーなどもおすすめ!
☀ 夏:暑さ・紫外線・急な雨に備えよう
- 速乾Tシャツ+帽子
- 室外用の着替えセット常備
- 紫外線対策はアームカバー>日焼け止め
❄ 冬:暖かく動きやすい重ね着が正解
- 発熱インナー+薄手フリース
- アウターは薄くても保温性◎なもの
- 室内では脱ぎやすいよう、レイヤリング重視で!
4. 行事の日は“普段とちょっと違う”TPOを意識しよう
保護者との接点が多い行事の日は、普段着+αの配慮がカギになります。
行事別にポイントを解説していきますね!
🎒 入園式:第一印象が決まる大事な日
- 明るめカラーのスーツが定番。派手すぎない落ち着きある装いが◎
- スカートの場合は膝下丈+ストッキングが基本。
- ナチュラルで明るいメイクで信頼感を演出。
ここでの印象が「この先生になら安心して預けられそう」に直結します!
🌸 卒園式:感動の締めくくりを、丁寧な服装で
- 基本は落ち着いた色合いのスーツがベース。
- 園によっては「担任は袴で出席」なんてケースも。
- 早めに先輩や園長先生に確認しましょう!
🏃♀️ 遠足・運動会:とにかく動きやすく+紫外線・体温調整の工夫を!
- Tシャツ+ジャージ or 動きやすいパンツ
- 軽く羽織れる上着/レインウェアも◎
- リュックやウエストポーチで両手を空けておくのが鉄則!
秋は朝と昼の気温差が大きいから、重ね着を意識しましょう。
💼 面接・採用試験:スーツ+清潔感のあるメイクと髪型が基本!
- スーツはパンツでもスカートでもOK
- メイク・髪色・靴・アクセサリーは清楚に
- 髪はまとめ、目元にかからないようにして◎
ここは社会人としての基本が問われるシーンです♪

5. 通勤時の服装、どこまでカジュアルOK?
「通勤のときの私服、どこまで自由にしていいの?」というのもよくある悩み。
🚶♀️ 通勤時は“社会人らしさ”を意識したオフィスカジュアルで!
- カットソー+パンツ、シンプルなシャツなどが無難
- 園児・保護者とすれ違うこともあるから、あまり派手すぎない方が◎
- 着替えの時間がない園なら、そのまま保育できる服装にしておくと安心!
6. 服は高級品じゃなくてOK!むしろ“安くて丈夫”が正解◎
保育士の服は毎日洗濯が基本。だから…
🛍 「ユニクロ」や「しまむら」などコスパ重視でOK!
- 複数枚ストックして、毎日ローテーション
- 洗濯しても傷みにくい素材
- 子どもが触っても安心な素材と縫製
注意点:極端に安すぎる海外製品にはホルムアルデヒドなどが含まれていることも。
乳児と接する現場では、安全性の高いブランドを選びましょう!
7. 服装トラブルを防ぐには?入職前の“ちょこっと確認”がカギ
「入った園で服装トラブルになったらどうしよう…」そんな不安もありますよね。
👩🏫 入職前に、以下のことを確認しておこう!
- ジャージOKか?ストレッチパンツは?
- エプロンの柄や色は自由?
- 通勤時は制服?私服?更衣室はある?
これ、聞いておくと気まずい思いをせずに済みますよ♪
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「服装にうるさくない園がいい」
「動きやすい格好でOKな保育園がいい」
…そんな希望も、転職エージェントに伝えれば解決できます!
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8. まとめ:服装で“信頼”も“安心”も伝えられる
- 保育士の服装は、“自分のため”だけじゃない。
- 子どもたちにとっても、保護者にとっても、“信頼の見える化”なんです。
でも、がんばりすぎなくて大丈夫。
「動きやすくて、安全で、清潔感がある」
これをベースに、あなたらしいスタイルで、毎日を笑顔で迎えましょう♪
そして、もしも今の職場にちょっとでも違和感を感じていたら、
“服装の自由度”も含めて自分に合う園を探してみるのもアリですよ◎
そのときは、ぜひ【保育士専門の転職エージェント】も活用してみてくださいね♪

元保育園園長&保育士のあくあです|保育士10年→転職して園長に|プロの視点で、子育てのヒント、保育業界の裏話、保育士の転職アドバイスをシェア|質問・相談、面接練習、フォロー大歓迎!
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