こんにちは、あくあ園長です🌸
今日は「児童養護施設で働く保育士」のリアルについて、たっぷりお話ししていきますね。
保育士さんの多くが思い描く「保育園での仕事」とは、実はかなり違う世界。
でもその分、心が震えるくらいのやりがいや、人生を変えるような出会いも待っているんです。
「ちょっと興味あるかも」という方も、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
児童養護施設とは?保育園との違いをおさらい
まずは大前提。
児童養護施設とは、いろんな事情で家族と暮らせなくなった子どもたちが生活の場とする施設です。
保育園は「一時的に預かる場所」ですが、
児童養護施設は「子どもたちにとっての家」──ここが大きな違いです。
つまり、保育士は「一日の保育担当」ではなく、
日常のすべてに寄り添う大人の一人になるということ。
24時間365日体制!シフト勤務が当たり前
児童養護施設では、年齢も赤ちゃん〜高校生・20歳までと幅広く、
子どもたちは幼稚園や学校に通いながら、夜になると「家」として施設に帰ってきます。
保育士の勤務スタイルはこんな感じ👇
- ✏️ 日勤(学校後に迎える、宿題を見る、夕食や入浴サポート)
- 🌙 夜勤(夜の見守り、急な体調不良への対応)
- 🏖️ 休日勤務(学校が休みの日は一日一緒に過ごす)
もちろん交代制でお休みもきちんとありますが、
土日祝日や夜間も出勤が当たり前という点は、保育園とは違う覚悟が必要ですね。
🌸【園長のリアル】
「夜の小さな子たちとのやりとり、すごく大変だけど、めちゃくちゃ絆が深まりますよ…!」




仕事内容は”生活すべて”!保育+親の役割も
保育士の仕事は、保育園以上に広範囲にわたります。
基本の保育(食事・排泄・遊び・生活習慣のサポート)だけでなく……
🛒 日用品や衣類の買い出し
🏥 病院への付き添い(予防接種・診察)
🏫 幼稚園・学校との連絡調整、行事参加
🧹 洗濯、掃除、身の回りの整え
👚 服の整理や季節ごとの衣替え
……まさに「家族として当たり前にやること」が、仕事の一部になります。
子どもに「朝ごはんちゃんと食べなさい!」と声をかけるのも、
「明日の持ち物大丈夫?」と確認するのも、保育士の役目。
🌸【園長のリアル】
「“保育”だけじゃない。“生きる力”を一緒に育てるお仕事なんだなぁと実感します。」
チームプレイが超重要!多職種連携が日常
児童養護施設には、保育士だけでなく、いろんな職種の人がいます。
- 🧑🏫 児童指導員(生活全般を支援する)
- 🧑⚕️ 看護師・嘱託医(健康管理をサポート)
- 🧑🎓 家庭支援専門相談員(保護者支援・地域連携)
- 🧑⚖️ 心理療法担当職員(心のケアを担当)
つまり、チーム全員で子どもたちを支えていくのが大原則。
ときには看護師さんと健康面で連携したり、
心理士さんと一緒に子どもの心のケアを考えたり。
ひとりで抱え込まずに、「チームで動く」力がとても大事なんです。
🌸【園長のリアル】
「職種を超えたチームワークがハマったときは、ものすごく大きな達成感があります!」
児童養護施設の保育士に向いている人・向いていない人
🌼向いている人
- 子どもに深く寄り添いたい人
- 臨機応変に動くのが得意な人
- 小さな変化にも気づける人
- 自分自身のメンタルケアができる人
- 人と協力するのが好きな人
児童養護施設では、表面だけの関わりではダメ。
子ども一人ひとりの「小さなSOS」に気づき、
信頼関係をコツコツと築く根気強さが必要です。
そして、突発的なトラブルも起こる現場。
マニュアル通りじゃなく、その場に応じた判断ができる柔軟さも大切。
🌸【園長のリアル】
「“言葉にしない気持ち”をくみ取る力が、いちばん磨かれる場所かもしれません。」
⚡向いていない人
- 決まったルーティンだけで仕事をしたい人
- 感情の切り替えが苦手な人
- 孤立してでも我を通したい人
正直なところ、
「保育士=子どもと遊ぶ仕事」というイメージだけだと、かなりギャップを感じます。
自分の感情を持ち込みすぎず、
でも冷たくならず、
“あたたかくもフラット”な姿勢が求められるのが児童養護施設です。
児童養護施設で働く保育士のやりがい
児童養護施設で働くと、こんな瞬間に大きな喜びを感じます。
🌟子どもたちの成長を間近で見守れる
- 初めて自分から「ありがとう」と言ってくれた
- 苦手だったことに挑戦している姿を見た
- 退所してからも「元気だよ」と連絡をくれた
……そんな瞬間が、本当に宝物になります。
🌸【園長のリアル】
「何年後かに“あのときの言葉、今でも覚えてる”って言われたとき、涙こらえるの大変でした……!」
大変なところもあるけれど
もちろん、大変なこともあります。
- 💦 思うようにいかない毎日
- 💦 トラウマを抱えた子との向き合い
- 💦 精神的なタフさが必要
ときには自分を責めたくなることも。
でもそんなときは、チームの仲間と支え合ったり、
「今日は無事に一日が終わった、それだけで100点!」と自分を認めたり。
自分自身を大切にしながら、子どもたちに向き合っていくこと──
それがこの仕事で長く続ける秘訣です🌸
【まとめ】児童養護施設の保育士は「人生を変える仕事」
児童養護施設の保育士は、ただの“保育”じゃありません。
一緒に生きるという、深い責任と温かさが求められます。
- 子どもたちの人生に寄り添い
- 未来を信じて
- 自分自身も成長していける
そんな、かけがえのない仕事。
保育士としてもっと成長したい、
子どもたちにもっと深く関わりたい、
──そう思っているあなたなら、きっと大きなやりがいを感じられるはず。
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児童養護施設の求人は限られているので、専門のプロにサポートしてもらうのが絶対におすすめです。
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元保育園園長&保育士のあくあです|保育士10年→転職して園長に|プロの視点で、子育てのヒント、保育業界の裏話、保育士の転職アドバイスをシェア|質問・相談、面接練習、フォロー大歓迎!
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