こんにちは、あくあ園長です!
今日は「放課後児童支援員(学童支援員)」の仕事とお給料について、私の友人の実体験も交えながら、わかりやすくお話ししますね。
放課後児童支援員ってどんな仕事?
学童で働く「放課後児童支援員(学童支援員)」は、学校が終わった後や休日、長期休暇中に小学生を預かり、遊びや勉強をサポートする重要な役割を担っています。共働き家庭が増えている中で、学童保育の存在はますます大切になっています。
私の友人もこの仕事をしていますが、毎日子どもたちの笑顔に囲まれていると、疲れも吹き飛ぶと言っていました。もちろん、責任の重い場面もありますが、それだけやりがいのある仕事だとも感じているそうです。
特に、子ども同士のケンカやトラブルの対応は大変ですが、友人は「それも子どもたちの成長過程の一つ」と受け止めているようです。
放課後児童支援員のお給料ってどのくらい?
放課後児童支援員の2023年度のお給料は以下の通りです。年齢ごとに平均の月収と年収をまとめてみました。
年齢 | 平均月収 | 平均年収 |
---|---|---|
20~24歳 | 27万7千円 | 332万円 |
25~29歳 | 31万5千円 | 377万円 |
30~34歳 | 32万7千円 | 392万円 |
35~39歳 | 34万1千円 | 409万円 |
40~44歳 | 35万円 | 420万円 |
45~49歳 | 36万1千円 | 433万円 |
50~54歳 | 35万5千円 | 426万円 |
55~59歳 | 34万7千円 | 416万円 |
月給は経験や雇用形態によっても変わることがあるので、実際の求人を確認することが大切です。ちなみに、友人の場合は都心部で働いていて、同じ業界の平均よりも少し高い給料をもらっているとのことです。
40代以降のお給料は?キャリアアップの道も考えよう
40代以降になると、お給料が少し下がる傾向にあることがわかります。これは、体力的な負担が大きくなるため、働き方を調整することも影響しているのかもしれません。友人も40代に近づき、体力面で「少し大変になってきた」と感じているそうです。
ただし、キャリアアップやリーダー職への昇進によって収入を維持、あるいは増やすことも可能です。例えば、リーダー研修を受けることで月給が上がったケースも多く、友人も将来の昇進を目指して研修に参加しているところです。
放課後児童支援員のやりがいと大変さ
学童支援員の仕事は、やりがいがある一方で、体力や精神的な負担も伴います。特に友人は、長期休暇中のフルタイム勤務が体力的に一番きついと言っていました。毎日、朝から晩まで子どもたちと一緒に過ごし、活動的な日々が続くため、体力が重要だと感じているそうです。
それでも、子どもたちが笑顔で「ありがとう!」と言ってくれる瞬間が、一番の喜びだと話しています。子どもたちが少しずつ成長していく姿を間近で見られるのは、他の仕事にはない特別なやりがいです。
学童支援員の需要と業界の将来性
学童支援員の需要は、少子化が進む中でも増加傾向にあります。特に共働き家庭が増えることで、放課後や長期休暇中に子どもを預けるニーズが高まっており、学童保育の役割はますます重要になっています。国や自治体もこの状況に対応するため、学童保育の質を向上させるための処遇改善を進めています。
実際に、こども家庭庁の資料によれば、2023年度には前年度に比べて常勤職員1人あたり月額約1万円の処遇改善が行われたことが報告されています。このように、国の支援によって放課後児童支援員の給与は少しずつアップしています。今後もこの改善が続く見込みです。
さらに、放課後児童支援員は慢性的な人材不足が続いているため、より多くの人材を確保するために施設が待遇を改善する動きも見られます。私の友人も、こうした処遇改善のおかげで少しずつ給料が上がり、働きやすい環境が整ってきたと感じているそうです。
これからも新しい学童保育施設の設立が期待されており、放課後児童支援員の需要は今後も安定して増えていくでしょう。この仕事に興味がある方にとって、将来にわたって安定した職業であることが期待できる状況です。
お給料を上げるための方法:転職やスキルアップでチャンスを掴もう!
お給料を上げたいと考えている方には、転職やスキルアップも有効な方法です。私の友人は、英語レッスンが併設された学童保育に転職し、給料が上がった経験があります。学童保育と塾や習い事を組み合わせた施設では、時給1600円以上の求人もあり、待遇が良い職場を見つけることも可能です。
また、特別なスキルを持っていると、他の支援員よりも高く評価されやすいです。特に英語やプログラミングなど、子どもたちの成長に役立つスキルを持っている人は、今後の学童保育の現場で重宝されることでしょう。
まとめ:放課後児童支援員のお給料を最大限に活かすには?
学童支援員の仕事はやりがいがある反面、体力的な大変さや給料面での課題もありますが、キャリアアップやスキルの向上、転職などを通じてお給料を改善する方法はたくさんあります。
私の友人も、日々子どもたちと過ごしながら自分の成長も感じています。みなさんも、自分に合った働き方やスキルを磨くことで、より充実した学童支援員のキャリアを築いていけるはずです。
元保育園園長&保育士のあくあです|保育士10年→転職して園長に|プロの視点で、子育てのヒント、保育業界の裏話、保育士の転職アドバイスをシェア|質問・相談、面接練習、フォロー大歓迎!
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