こんにちは、あくあ園長です。
いつも子どもたちの笑顔に囲まれながら、忙しくもやりがいのある毎日を送っている保育士さんたち、本当にお疲れさまです。
「いつかは園長先生になりたい!」
「自分の園を持ってみたい!」
そんなふうに思っている方、きっといらっしゃいますよね。私もかつてはそうでした。「保育士として、もっと影響力を持って保育の質を上げたい」「若い先生たちを育てていきたい」「こんな園にしたい!」という理想がむくむくと湧いてきて――気づいたら、園長を目指すようになっていました。
今回はそんなあなたのために、「保育園の園長になるには?」をテーマに、必要な資格・スキル・仕事内容・向いている人の特徴・求人の見つけ方まで、ぜんぶわかりやすく解説していきます!
園長になるために、資格って必要?
まず気になるのが「園長になるために、特別な資格が必要なの?」という点ですよね。
答えは──
▶ 基本的に「資格」は不要です!
ただし、保育の世界には「公立」と「私立」がありますので、それぞれのルートに分けて解説しますね。
公立保育園の場合(地方公務員)
・公立保育園は、自治体が運営するため、職員は「地方公務員」です。
・保育士資格+公務員試験に合格し、正規職員として採用される必要があります。
・園長になるには、通常10年以上の実務経験と「昇任試験(昇格試験)」が求められます。
ここまでのルートは、まさに“正統派”。昇進は実力と実績に基づくもの。公立園長になるには、保育現場+事務処理+マネジメントのスキルが問われます。
私立保育園の場合(法人や個人経営)
・私立保育園では、保育士資格がなくても園長になることは可能です。
・ただし、大半の園では保育士として10年以上の経験や、主任・リーダー職の経験者が園長に選ばれています。
・家族経営の場合、血縁のある人が引き継ぐパターンもありますが、それでも保育の知識があることは求められます。
実際、私が園長に就任したときも「保育士資格があること」はやはり大きな安心材料でした。現場に立てる、若い先生と共通言語がある、というのは非常に大切なんですよね。
園長先生って、何してるの?
「園長って、なんだかいつも忙しそうだけど、実際どんな仕事してるの?」と思われる方もいるかもしれません。そこで、ざっくりと園長の1日と仕事内容をお見せします!
園長の主な業務
- 園の運営・経営(資金管理・人事・書類チェック)
- 保育士のマネジメント(シフト調整・面談・採用)
- 保護者対応(苦情・相談対応・イベント説明)
- 行政対応(監査・報告・補助金関連)
- 園児の状況把握(巡回・担任との情報共有)
- 職員会議・研修企画
- 衛生管理(給食の検食・感染症対策)
一言で言えば、「園全体の舵取り役」です。
やることはたくさんありますが、そのぶん得られる「やりがい」は本当に大きいです!
園長に向いている人って、どんな人?
「自分は園長に向いているのかな?」そんな不安を抱えている方もいると思います。ここでは、園長に求められる資質やスキルについてお話ししますね。
園長に求められるスキル
- コミュニケーション力
→ 保育士・保護者・行政・地域など、多くの人と関わります。 - 判断力・冷静さ
→ 急なトラブルにも落ち着いて対応し、的確に指示を出せるかがカギ。 - 経営的視点
→ お金のこと、職員のこと、園の方針など、経営感覚が必要。 - リーダーシップ&包容力
→ 園の雰囲気は園長で決まる!信頼される人柄が何より重要。
あくあ園長の経験から言っても、「すごくカリスマ性がある人」でなくても大丈夫です。
むしろ「まわりの人が安心してついていけるかどうか」が、一番の資質かもしれません。
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園長になるにはどんなキャリアを積めばいい?
さて、ここからは実際に「どうやって園長になっていけばいいの?」というキャリアルートについてお話ししますね。
あくあ園長も最初は、ごく普通の1年目保育士でした。壁にぶつかることもたくさんありましたし、上司に怒られてばかりだった時期もあります(笑)
でも、意識していたのは「今の仕事で一つずつ信頼を積み重ねていくこと」。
以下のようなステップを意識すると、園長への道がぐっと近づいてくるはずです。
園長になるまでのキャリアモデル(一例)
- 保育士として現場経験を積む(5年〜10年)
→ まずは基本。子どもや保護者との関わり、保育の流れを身につけましょう。 - クラス担任→リーダー業務に挑戦(中堅)
→ 保育計画や行事の統括、若手のサポートなど。 - 主任・副主任などマネジメント職を経験
→ 職員の育成や園の運営面にも関わるチャンスです。 - 園長候補としての推薦・異動・転職など
→ オープニング園などでは一気に園長就任のチャンスも!
ちなみに、私が園長になったときは「副主任→主任→園長代理→園長」と、かなり段階を踏んでいきました。でも、最近では 「園長候補として転職」 という道も増えています。
今の職場で園長になれる可能性はある?
これ、めちゃくちゃ大事なポイントです!
たとえ「園長になりたい!」とがんばっていても…
- すでに園長が若く、なかなか代替わりしなさそう
- 親族経営で“外部の人は昇格しにくい”雰囲気がある
- 園の方針と自分の理想がかけ離れている
そんな職場だと、残念ながら園長のイスは「一生空かない」かもしれません(涙)
私の知り合いでも、「主任を5年やったけど、それ以上は空きがない」と転職を選んだ方がいます。
そんなときは無理に現職にこだわらず、「園長になれる可能性のある園」に転職するというのも立派な選択です!
園長候補の求人って、どこにあるの?
「園長になれる園って、どこで探せばいいの?」と思われる方へ。
実は、転職エージェントを使うと、非公開の「園長候補」「施設長候補」「オープニング園の園長職」などの求人に出会える可能性がぐんと広がります。
▶ ポイントは…
- 一般には出回らない【管理職求人】がある
- あなたの経歴や理想に合った園を探してくれる
- 条件交渉や面接対策もしてくれる!
「園長になりたいけど、どう動けばいいかわからない…」という方には、専任アドバイザーがついてくれる転職エージェントのサポートが本当に心強いんです。
私も実は、一度転職サイトを利用して副園長の話をもらったことがあります。最終的には現職で園長になれましたが、エージェントさんとの面談を通じて、「自分がどんな保育をしたいのか」を再認識できたんです。




あくあ園長からの応援メッセージ
保育士の皆さん。
もしあなたが「園長になりたい」と願うなら、それはとても素敵な夢です。
園長は責任もプレッシャーも大きい仕事です。
でもそれ以上に、大きな【やりがい】と【感動】がある仕事です。
保育の理想を、自分の手で形にしていける。
若い先生たちを育てて、笑顔の輪を広げていける。
保護者や地域とつながりながら、子どもたちの成長を支えていける。
そのすべてに、あなたの経験や想いが活かされるんです。
キャリアの選択に迷ったときは、保育士転職エージェントに相談してみてくださいね。
無理な勧誘はなく、あなたの希望に寄り添って、未来を一緒に考えてくれますよ。
「あなたが園長になる日」も、きっとそう遠くありません。
一歩を踏み出したその先に、素敵な未来が待っていますように。
まとめ:保育園の園長になるには
内容 | 詳細 |
---|---|
資格 | 基本的に不要(公立の場合は公務員+昇格試験あり) |
経験年数 | 目安は10年以上(主任・リーダー経験が有利) |
主な業務 | 園の運営、保育士の管理、保護者対応、行政との連携など |
求められる資質 | 包容力、判断力、リーダーシップ、コミュニケーション力 |
向いている人 | 保育に情熱を持ち、人を育てることにやりがいを感じる人 |
キャリアアップの方法 | 今の園で昇格、もしくは園長候補としての転職 |
求人の探し方 | 転職エージェントを利用するのがおすすめ! |
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元保育園園長&保育士のあくあです|保育士10年→転職して園長に|プロの視点で、子育てのヒント、保育業界の裏話、保育士の転職アドバイスをシェア|質問・相談、面接練習、フォロー大歓迎!
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